PLAYISMは、プチデポット開発のSFアドベンチャー『グノーシア(GNOSIA)』を本日2022年1月23日にSteamにて配信開始しました。
本作は一隻の宇宙船の内部を舞台に、乗組員たちの中に紛れ込んだ異星体「グノーシア」を暴き出すSF「人狼」ゲームです。プレイヤーは、特定の回以外はランダムに人類側もしくはグノーシア側となりプレイ。
基本的なゲーム進行は「人狼」同様に、毎回のキャラクターの会議で決定された一人がコールドスリープの憂き目に。その後もしグノーシアが残っているならば、何らかの超常的な力でキャラクターを襲い、その回の宇宙船から消し去ってしまいます。人類側は全てのグノーシアを発見し、コールドスリープさせることが勝利条件となり、グノーシア側は乗組員を襲っていき、最終的にグノーシアの数が人間の数を上回ることが勝利条件です。
会議などは会話を主体としたSLG調になっており、様々な手段で望む会議結果を引き出して行かなければ大変なことになるときも。会議の間には残存しているキャラクターに会いに行くこともでき、様々な交友を深め会議を有利にしたり、怪しい人物を暴き出していきます。
何らかの事情によりループしている上、毎回人類とグノーシアの配役も、登場する人物の陣容すらも微妙に異なる舞台で繰り返されるのは終わりのない「人狼」。プレイヤーは周回の間にスキルなどを鍛え、より望ましい結果を引き出しやすいようにしながら、様々な謎へと迫っていきます。
ADV調の進行のシングルプレイのタイトルですが、ゲーム部分には基本的に筋書きもなくしっかりと「人狼」です。また、特定の条件を満たすことで展開する、キャラクターたちの様々な物語では濃厚なSFが味わえます。
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グノーシアは嘘をつく。人間のふりをして近づき、だまし、そして身近な人間を一人ずつ、この宇宙から葬り去る――。
漂流する宇宙船内にて、人間を襲う未知の敵「グノーシア」に直面した乗員達は、誰が敵なのか分からない状況でこの危機を収 束させるために、一つの解決策を試みる。 最も疑わしい人物から一人ずつコールドスリープさせ、船内に紛れ込んだ全てのグノー シアを活動停止させるのだ。
しかし、その人物が本当にグノーシアだったのか、あるいはスケープゴートにされた哀れな人間だったのか、知ることは難しい。最後に笑うのは人間なのか、それとも――?
2019年にはPS Vita版が、2020年にはニンテンドースイッチ版がリリースされ、メディアだけでなく、プレイしたユーザーからも高い評価受けてきた本作。そして、本日Youtubeおよびニコニコ生放送にて開催された「PLAYISM GAME SHOW 2022」においてSteam版の配信開始が発表されました。
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『グノーシア』は、PC(Steam)/ニンテンドースイッチ/PS Vitaにて2,750円で配信中です。
※ UPDATE(2022/01/24 12:29):記事冒頭のパブリッシャー名に脱字がありました。お詫びして訂正します。コメント欄でのご指摘ありがとうございました。