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古今東西多くのファンに愛されている「ポケモンカードゲーム」。その人気からレアカードはコレクター間で高額の取引が行われるほどで、真贋入り乱れてオークションを賑わせます。
そんな中で先日、海外オークションハウス「Goldin Auctions」にて、1999年に発売された初版ベースセットのアンカットシートが出品されました。アンカットシートとは文字通りカード型として裁断される前のシートのことで、コレクターにとっては大変貴重なアイテムです。
同オークションハウスの説明によれば、印刷されているポケモンはリザードン、フシギバナ、カメックスをはじめとする「ポケモン赤・緑・青」に登場したポケモンから16種で、全てホログラフィックカードとして1枚のシートに収められています。
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なお他のポケモンはエビワラー、キュウコン、ギャラドス、ミュウツー、カイリキー、サンダー、ライチュウ、ニョロボン、レアコイル、ラッキー、フーディン、ピッピ、ニドキングが収録。また全体的なコンディションとしては、表面に若干の擦れと色褪せ、そしてマーカーで書き込まれた署名が確認されています。
歴史的な価値を持つこの出品、記事執筆時点における最高入札額は34,000ドル(約390万円)ですが……過去には未開封ボックスが約4,200万円で落札されたこともあるだけに、果たして今回は最終的な金額が気になるところ。オークションは日本時間022年2月24日正午締め切りなので、もし読者の皆様のなかで懐に余裕のある方は……おひとついかがでしょうか?