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Hello Gamesの創業者であり『No Man's Sky』のクリエイターでもあるショーン・マーレイ氏は、「本作はまだまだ完成には程遠い」とIGNの取材に対し語りました。
本作はリリース当初の厳しい評価を、5年に及ぶ精力的なアップデートにより覆した作品です。2月16日には最新アップデートが配信され、2022年夏にはニンテンドースイッチ版の配信を予定しています。そして同氏は、長年に渡る数多くのアップデートを経ても『No Man's Sky』に追加したいアイデアがまだまだ湧いてくることに、自身でも驚いているようです。
マーレイ氏は本作のアップデートを完成が見えない絵画に例え、「『No Man's Sky』は非常に規模が大きいゲームなので、大まかに描かなければならないと思っています。そしてあとからアップデートのたびに細かい部分を埋めていくのですが、同時に新しい大まかなラインも描かれるのです」と表現。最新の「Sentinel」アップデートも、そのように大小のディティールが共に描かれ追加されたものだと説明しました。
最新の「Sentinel」アップデートにおける氏が表現するところの大まかなラインには、プラズマ火炎放射器などを装備したロボ「センチネル」の登場がそれに当たるでしょう。そして、武器のビジュアルや戦闘システムのオーバーホール、新しいストーリーやミッションの追加といった細かい部分が付随する形で、本作を新たに彩っています。
また本作のアップデートは新作の開発と並行して続けられていますが、開発中の「巨大で野心的」な新作については『No Man's Sky』発売前のプロモーションから得た教訓もあり、その内容が公にされるのはまだまだ先の話となりそうです。
無限に広がる宇宙を体現する『No Man's Sky』は、PS4/PS5/Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Microsoft Store/Steam)で配信中です。