ライアットゲームズでリードゲームデザイナーを務めたAidan Karabaich氏や開発ディレクターを務めたAnthony Leung氏が所属するSingularity 6は、多人数参加型オープンワールドアドベンチャー『Palia』を基本プレイ無料としてリリースすることを発表しました。
本作はハイファンタジーを舞台にしたコミュニティシミュレーションMMOゲーム。ストーリーは数千年前に消えたはずの人類が突如現れたところから始まります。プレイヤーはその一人として、人類の過去を探るほか、ガーデニング、魚釣り、料理に加え、キャラクターや他プレイヤーとの交流を楽しむ事ができます。
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去年にはプレアルファを開催していた本作ですが、最も寄せられた質問が「ゲームのビジネスモデル」についてだったそうです。そこでSingularity 6は、基本無料でリリースする方針とその理由について説明しました。
説明によると、ルートボックスや課金限定アイテムによる「取り残される恐怖(FOMO)」をプレイヤーに与えないことが重要とのこと。そして本作を「誰でもアクセスできる」ゲームとして、コスチューム課金のみで収益化することにしたといいます。
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また、今後この点に関して価格の変更などがあれば、技術的な問題などといった背景を「正直に話す」と述べました。現在テスター募集は行っていませんが、公式サイトからサインアップすると今後のテスト情報を受け取れるといいます。