『ストリートファイター6』のロゴについて、Adobeが販売しているクリップアートと類似している点がネットで話題になっています。
先日、ついにシリーズ最新作『ストリートファイター6』の製作が発表。同日に公開されたティザーでは、ナンバリングである「6」を冠したロゴが登場していました。歴代の『ストリートファイター』では、そのゲームスタイルを反映したような力強くペイントされたようなロゴが多用された一方、今回のロゴは全体的にシンプルかつ機械的な仕上がりです。
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Ars Technicaに所属するAurich Lawson氏は、このロゴがAdobeで約9,000円で販売されているクリップアートと類似していることを指摘しました。記事執筆時点で1万いいね以上を獲得しているこのツイートですが、海外メディアKotakuはこの件についてさらに検証。両イラストをオーバーレイした結果、いくつかの差異はあるものの「全体的に信じられないくらい似ている」と述べています。
なお、このロゴについてGame*Sparkを運営するイードの社内デザイナーに意見を求めたところ、「ぱっと見はもちろん、「S」「F」のフォントにある特徴的な鉤手がそのままなので、指摘に反論するのは難しそうな感じがします」との回答が得られました。本当に同クリップアートを使用していたとしても規約上の問題は無いとはいえ、類似しているとの指摘は避けられないようです。
※ UPDATE(2022/02/22 14:22):販売されているクリップアートの利用に関して、規約上問題ない旨を明記しました。コメントでのご指摘ありがとうございました。