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ライブストリーミング配信サービスTwitchは、コミュニティガイドラインのなかで「スパム、詐欺、その他の悪意ある行為」に関する新しいポリシーを発表しました。
様々なコンテンツが溢れる同サービスにおいて、ユーザーが互いに気持ちよく利用できるよう定められたコミュニティガイドライン。今回は追加されたのは「Twitchにおけるサービス、他ユーザーの体験、機材に対して、妨害、遮断、加害を行うコンテンツないし言動を禁止」するというもの(詳細リストはこちら)。
その中でも「デマ・フェイクニュースの発信者に関するポリシー」については、より具体的に説明されており、特に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関しては、「誤った情報に関連する、健康に関するデマや広く拡散している陰謀論」といった部分が言及されています。
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このポリシーは、デマ・フェイクニュースを繰り返し発信するユーザーを対象としており、“(1) 一般的に反証されているが広く拡散されている (2) 有害で誤った情報を (3) しつこく拡散する”といった条件を満たす場合にペナルティを課せられます。
しかしこれは「チャンネル上での個々の発言や議論」を理由に適用はされず、いずれにせよポリシー違反の有無については、Twitch内外での行動に基づいて判断されます。
またTwitchは自身のブログ(注意:リンク先英語)の中で、専門家の指導やコミュニティ、さらには業界全体の動きを見つつ、状況に対して効果的にアプローチできるようポリシーの改善を続け、専門家との協議も重ねていくとも語っています。