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2月24日以降、激しい武力衝突の続くウクライナですが、ゲーム業界内でもその支援の輪は着実に広がりつつあります。『リーグ・オブ・レジェンド(以下、LoL)』や『VALORANT』などを運営しているライアットゲームズは、3月7日に自身のTwitter上で自身の運営する各ゲーム内での募金を開始したことを発表しました。受付は3月5日から3月12日までとしています。
ライアットゲームズはMOBAの代表作と呼ばれる『LoL』を筆頭に、5vs5のタクティカルFPSである『VALORANT』などの開発・運営で知られており、特に『LoL』はユーザー数はおよそ1億人、「世界で最もプレイヤー数の多いPCゲーム」と呼ばれたこともある作品で、『CS:GO』『CoD:MW』『Dota2』などと並んで、数あるeスポーツタイトルの中でも特に有名な作品のうちの一つとされています。
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同開発会社は特設のページ内で今回の募金についての説明を行っており、『LoL』『VALORANT』『レジェンド・オブ・ルーンテラ』『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』『チームファイトタクティクス』の各バトルパス、および『LoL』の新スキンである「みつばち」スキンシリーズの収益金から充てられ、さらにこれに加えて、人道支援を行っているInternational Medical Corps・国境なき医師団・ポーランド赤十字の3非営利団体に対して100万ドルの寄付を行うと発表しています。
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今回のウクライナ情勢を巡っては、直後から多くのゲーム業界から寄付といった支援の表明や声明の発表、またロシア国民へのメッセージの表示や価格の操作といった様々な取り組みが行われています。我々ユーザーも、何かしらできることからこの問題に関わっていくという姿勢が求められているのではないでしょうか。