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ウクライナ情勢を受け、ロシア国民を対象に値段の引き上げや販売を停止するゲーム会社が増えつつありますが、この度そうした動きに更に1社加わることになりました。
『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズを開発・販売しているGSC Game Worldは、自身の扱うゲームのロシア国内での発売を停止しました。販売停止となった『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズ3部作である『Shadow of Chernobyl』『Clear Sky』『Call of pripyat』、およびRTSである『コサックス』といった一連の作品は3月8日現在、ロシア国内からの購入が不可能となっている模様です。
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記事執筆時点ではスタジオからの公式声明は発表されていませんが、ロシアのみが対象となっている点から何らかのトラブルではなく、明確な意図によるものと思われます。
ロシアのゲームメディアであるigromaniaはGSC Game Worldが扱うゲーム全般が販売停止となったと伝えています。
なお、GSC Game Worldは既にゲームスパーク内でもお伝えしているように、2022年12月に発売予定だった『S.T.A.L.K.E.R.2』の開発中断を報告しています。また、ロシアを対象としたこうした販売中止の動きは、ユービーアイソフトやテイクツーをはじめ複数社が方針を表明しています。