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現地時間4月17日にボストンのローガン国際空港にて不審物による避難騒ぎがありました。管轄するマサチューセッツ州警察の爆発物処理班も出動するなど、現場は一時騒然としましたが、実際は不審物は爆発物などではなく、経年劣化と損傷により“異様な状態”になっていたPlayStationと判明しました。
マサチューセッツ州警察のスポークスマンであるDave Procopio氏がThe Hillに語ったところによれば、デルタ航空の乗客のカバンを合衆国運輸保安庁の係官がX線検査を行った時に件の不審物を発見、後に到着した爆発物処理班によりPlayStationであることが判明したとのこと。経年劣化と損傷により“異様な状態”となっていたことが爆発物と誤認した原因で、対象の分析と2回めの周辺の探査のために乗客の一時避難が行われたそうです。避難の様子はTwitterにもあげられています。
今回問題となった「PlayStation」がどのモデルかは不明ですが、X線検査で不審物と思われるとはよほどだったのでしょう。今後航空機を利用する際には不審物と勘違いされないように、「バラバラ・ボロボロのゲーム機」を持ち歩かないように気をつけねばなりませんね。