Game*Spark編集部がオススメする4月第3週の特選インディー3選をお届け!
今週は、陰鬱な中世が舞台の協力型ホラーアクション『Blight: Survival』、他プレイヤーと世界を共有するローグライクアクション『GUILT: The Deathless』、物理演算ぐにゃぐにゃ相撲『Unreal Sumou』の3本です。
Blight: Survival
本作は、架空の14世紀を舞台にした協力型アクションホラーゲームです。開発はHaenir Studioが担当し、Unreal Engine 5によって制作されています。最大4人での協力プレイが可能となっており、人間の敵やモンスターを退け、装備をカスタマイズしていきます。プレイヤーは秘密とたくさんの金品が散らばる戦争で荒廃した土地を探索し、すべてを飲み込む災いに立ち向かいます。
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現在までに詳細なゲーム内容やモンスターの姿は明らかにされていませんが、スキルの成長要素や複数のプレイスタイルが用意されているとのこと。また、恵まれない人々から持ち物を強奪することもできますが、見つけたものは失う可能性があるとし、何かしらが原因で持ち物をロストする要素の存在も示唆されています。
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公開されているスクリーンショットでは、美麗で陰鬱な中世の世界観が確認できるほか、剣や斧を携えた操作キャラクターや戦火が残る荒廃した村の様子などが確認できます。発売日などは不明ですが、最終的にはコンソールにも対応することが言及されています。
GUILT: The Deathless
スラブの民間伝承にインスパイアされたダークファンタジー『GUILT: The Deathless』が4月29日より早期アクセスを開始します。本作は永続的な世界を舞台にしたローグライクアクションRPGです。プレイヤーは大魔術師に託された魔法の力を武器に、荒廃した王国を救う冒険に挑みます。
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ワールドマップはすべてのプレイヤーと共有されており、すべてのプレイヤーの行動が世界に影響を与え残り続けます。ローグライクとシェアワールドアドベンチャーが融合した作品となっており、他のプレイヤーと共に世界を変えていきます。また、自身のキャラクターは永久に死ぬことがありますが、世界に与えた影響は残り、亡骸さえも転生後に発見できるそうです。
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他にもショートカットの解除や戦利品を共有したり、祭壇を建設して他のプレイヤーを助けたりすることができます。戦闘はリアルタイムバトルとなっており、攻撃や回避、スタミナの管理を上手くこなしながら様々な敵を討伐していきます。また、武器・防具・呪文・エンチャントは無限に装備ができるとのことです。
Unreal Sumou
『Unreal Sumou』とは、相撲によく似た競技であり、全くの別物です。本作は元々、『本格相撲ゲーム(仮)』として発表されましたが、あまりにも実際の相撲とかけ離れた内容から多数の指摘を受け、正式名称を『Unreal Sumou』に変更。そして、2022年4月20に配信を開始しました。
その内容は物理演算で制御される力士がドタバタな取り組みを行う相撲に似たゲームです。手が着こうが、蹴ろうが関係なし。衝撃時には青い閃光が迸り、非現実的な相撲っぽい何かが楽しめます。ローカルでの2人対戦やAI対戦が実装されており、コントローラーにも対応しています。なお、本作は面白法人カヤックの社員が休憩時間に勝手に作ったゲームだそうです。