アメリカン・マギー氏は、自身が手掛けたゲーム『アリス マッドネス リターンズ』のSteam版の販売が再開されたことを報告しました。
先日、Steamストアページで「パブリッシャーからのリクエストにより」販売が終了したことが記載されていた本作。マギー氏は、元々「(Spicy Horseの)全ゲームを新しい(Mysterious社の)Steamアカウントに移行する役割を担っていた人物」が既にゲームを移行済みと勘違いし、「全ゲームのシャットダウンを指示した」ために起こったことを説明していました。
マギー氏は、自身が創設したSpicy Horseが2016年に上海スタジオを閉鎖した後、同氏はMysterious社を事業本部にしているため、本件はその引継ぎ処理の過程で起きたものと思われます。本件が発覚した後、同氏は「(Steamの)サポートに連絡を取っている」と明かしましたが、本日無事にストアで販売の再開が確認されました。

マギー氏は、他にも『Grimm』といった巻き添えで販売が停止されたSpicy Horseのゲームが再販されていないことを明かしており、『アリス マッドネス リターンズ』の販売が突如ストアで再開された件も含めて「Steamサポートから何のレスポンスも来ていない」と語っています。

なお、気になる『アリス マッドネス リターンズ』のIP所在ですが、通常であれば販売元のエレクトロニック・アーツが所有していると思われるものの、マギー氏は上記の販売停止に関する説明で “「『アリス マッドネス リターンズ』も含めて」新しい自社のSteamアカウントに移行する予定だった”ことを明かしているため、現在は同氏がIPを所有している可能性があります。
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください