2022年6月に同時接続プレイヤー数が10万人を突破したサバイバルゲーム『Raft』にVRMモデルを読み込めるようになるMod「RaftVRM」がVRMmod作者の「yoship@テクニカルアーティスト」氏によって公開されました。
本Modは、キャラクターモデルを、VRアバターなどで広く用いられている「VRM形式」のモデルに差し替えられるというもの。マルチプレイにも対応しており、マルチプレイ相手とお互いにVRMファイルとその設定ファイルを渡し合っていれば、お互いに好きなアバターを使用できるとのことです。
続けて公開された「「RaftVRMmod ver1.1」ではバグ修正が、RaftVRMmod ver1.2」では、VRMが瞬きする様になり、かつ視線を少しカメラに向けるようになっています。
なお、これまでも、『ValheimVRMMod』や『クラフトピア』をVRMに対応させる「Player2VRM」などを開発してきた同氏に今後、「RaftVRM」に実装させたいと思っていることについて伺ったところ、実装できるかまだわからないものの、今後実装したいと思っていることとして下記の内容を挙げてくださいました。
・手など動きがまだ上手く同期できていない所を同期させる
・夜になるとMToonシェーダを使っているとリムライトで体が光っている様に見えてしまうためリムライトの明るさを調整できるようにする
・人型から少し離れた体系のモデルだと腕や足などが捻じれてしまう現象が起きているためそのようなモデルにも対応させる
・喜怒哀楽などの表情を変更できるようにする
また、今後の展望についても伺ったところ、下記の回答をいただきました。
今後の展望というより願いとしては、より多くのVRMモデルを持っている方や配信者の方にRaftVRMmodを利用していただき、今後の開発されるであろう様々なゲームにVRMが読み込め楽しめる機能を実装してもらえるように認知してもらうなど、VRMの活用用途を広げていければ、VRMmodの第一人者としては嬉しい限りと思っています。
まだまだアップデートやVRMの世界の広がりに期待できそうです。
Mod「RaftVRM」は配布中。詳しい導入方法についても説明されています。
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