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2021年より規模を拡大した千葉幕張メッセのリアル会場と、オンラインプラットフォームの両面で開催となった国内最大規模のゲーム展示会「東京ゲームショウ2022」。インディゲームブームにて出展されていたナツメアタリの『奇々怪界 黒マントの謎』のプレイレポをお届けします。
今回出展された特別版は、ブースの担当者に話を聞いたところTGS2022向けに夏を意識して制作した夜バージョンであるとのこと。これは担当が一人であるために柔軟に対応できたことから実現に至ったそうです。実際にプレイしてみると、提灯や灯籠のライティングを含めて緻密に夜が表現されていることに加え、ステージのところどころに化け提灯を吊るしていることや、謎のマントを着た人物が配置されていることなど細かな描写にも驚きます。
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また『奇々怪界 黒マントの謎』のPC(Steam)移植について話を聞いたところ、要望を多数受け取っているのは確かだとしたうえで、資金や開発リソース問題もあるために「機会があれば」という状況であるそうです。
この「TGS特別版」は、今回のTGSのプレイアブル出展だけで終わってしまうことが勿体無いほど非常によくできていますが、担当者に更なる話を聞いたところ、本作をプレイすると入手できるペーパーに書かれた「ナツメの新作第4弾の告知」が重要でもあるという。
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新作の詳細は、配布された紙からでは推測に限界がありますが「アクションゲームのナツメ」を作り上げたタイトルで「8bitリアリズムアクション」という文字が次回作へのヒントであるとのこと。文字や写真だけではわからないことも多いために、気になるユーザーは東京ゲームショウ2022のインディーゲームブースにあるナツメアタリブースで『奇々怪界 黒マントの謎』TGS会場特別版を試遊してみましょう!
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