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2022年9月15日より幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ2022」。会場内では「インテル株式会社」がブースを出展しており、協業するシステムビルダーや各メーカーの製品が展示されているほか、実際に触れたり、ゲームをプレイすることができます(関連記事)。
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そんな中、来場者の大きな注目を集めていたのが「インテル® Arc(TM)」シリーズ。2020年にインテルとして22年ぶりに発売した「Iris Xe MAX」の流れを汲む、インテル独自の単体GPUです。すでに強固な地位が築かれている業界に対しての参入となりますが、「インテル®️ Arc(TM)」ならではの強みとは一体なんなのでしょうか。
まずは大きく展示されていた単体グラフィックスカードから見ていきましょう。展示されていたのはハイエンドクラスの「インテル®️ Arc(TM) A750」と、エントリークラスの「インテル®️ Arc(TM) A380」の2種類。ちなみにベンダーはASRock製となっています。ケースに入っているため実際に手に取ることはできませんが、「一刻も早く実物を見てみたい!」「ASRockが好きすぎて止められない!」という方は足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
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各メーカーのブースには「インテルCPUマシン」だけでなく「インテルCPU+Arcマシン」も多く配置されており、詳細な予定は明らかにされませんでしたが、「Arcグラフィックスカードを搭載したデスクトップBTOマシン」の登場も期待させるものになっていました。実際に、シリーズの最上位モデルとなる「インテル®️ Arc(TM) A770」を搭載したゲーミングデスクトップPCでのゲームプレイも体験可能となっています。
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なお、先に「単体GPUとして展示されているのはASRock製のカード」と紹介しましたが、こうしたベンダーからの発売のほか、インテルのリファレンスモデルも発売予定。これはブランドの認知と定着を担うものらしく、「発売から数日はリファレンスモデルを中心とした販売になり、それ以降は各ベンダーの流通がメインとなる予定」とのこと。気になる性能面ですが、「具体的な情報は控える」としつつも、「インテルCPUに内蔵されているGPUと組み合わせ、より高い性能を実現できる」「ゲームだけではなく、動画編集などのクリエイティブなジャンルでも強みを発揮する」といった情報も聞くことができました。
「東京ゲームショウ2022」は、9月15日~18日(一般公開は16日の14時以降・17日・18日)、幕張メッセ・国際展示場にて開催中。“最新鋭”のPCで“最新鋭”のゲームをプレイできるインテルブースはホール8で出展されています。ぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。