
ハピネットブースでプレイアブル出展されたPoppy WorksとFroach Club開発のストーリー重視探索ゲーム『メロンジャーニー・ビタースイート・メモリー(Melon Journey: Bittersweet Memories)』のプレイレポをお届けします。
本作は失踪した友人を探すためにホッグタウンにやってきたハニーデューが、猫のキャラクターによってブリーフケースを奪われてしまったことで、様々な人物と交流を深めながら街の深部へと触れていくものです。プレイアブル出展されたバージョンでは、ハニーデューがホッグタウンへとやってくるところからスタートします。


本作は探索がメインとなるために、ハニーデューをマップ上で操作して話を進める(時には選択する)ことで物語が進行します。戦闘など派手なものがありませんが、初代ゲームボーイ風の色調で描かれるキャラクターの数々と触れ合うのはテキストを含めて面白く、かわいらしいドット絵のキャラクターにも愛着が湧きます。


『メロンジャーニー』をプレイしていて刺激されるのは好奇心でしょうか。街やキャラクターはドット絵から可愛く描写されているものの、ブリーフケースの強奪から始まる物語や所々不満を抱えている住民の言動、住民によるデモ活動、インフレへの言及など、プレイヤーには面白く興味深く映ります。自キャラを動かすことで進行するインタラクティブ性をもって物語が進行するため、テンポがよくサクサク進んでいく事が嬉しいです。


プレイアブル出展版ではハム・スターがライブを開催する所まで遊べました。5時間以上のゲームプレイや5つのサイドストーリーがあることを考えると、これからどんな物語が展開されるかに好奇心がそそられるタイトルではあります。『メロンジャーニー・ビタースイート・メモリー』は、国内ではPS4/PS5/ニンテンドースイッチ向けに、2023年冬に発売予定です。

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