The Farm 51は、タクティカルFPS『World War 3』のオープンベータテストを基本プレイ無料で開始しました。
本作は現代戦が舞台のオンラインマルチタクティカルFPSで、2018年より早期アクセスでリリースしていましたが、直後よりサーバーの不具合や最適化の不足といった技術的な問題が重なり、2020年に一度販売を停止していました。その後新たなパブリッシャーの支援を受けアップデートを重ね、この度オープンベータテストの形でローンチされます。
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本作の特徴は、各国の軍特殊部隊員の意見や実在の軍需企業の協力を得たリアリティのある現代戦で、豊富な武器や車両、ドローンなども利用して最大20対20での戦いを楽しめます。ゲームマップにはベルリンやモスクワなどの現実の地形を再現し、弾道システムや車両物理等にもこだわってリアリティを追求。銃やキャラクタースキンのカスタマイズ要素も用意されており、性能面だけでなくグリップやストックといった見た目にも力を入れています。
発表当初、他作品が過去や未来を題材とする中、抜けていた現代戦を埋める枠としてユーザーからの期待も高かった本作。販売開始直後の売り上げは2日で10万本を突破するも、前述のような理由から「始まる前から終わっていた」などと揶揄されることもありました。
基本無料でのローンチということもあり、執筆時点ではここ24時間での最大同時接続が6,400人程度とローンチ直後の半分程度までは回復していますが、今後『CoD: MW2』等も発売される中、どこまで戦っていけるかが注目されます。
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『World War 3』はWindowsPC(Steam)向けに基本プレイ無料でオープンベータテストが実施中です。ローンチ記念で10月6日まで2倍の経験値が得られるほか、経験値ブースト等が含まれたスターターパックも発売されています。