Remedy Entertainmentが手掛けるシリーズ最新作『Alan Wake II』の開発中画像と思われるものが公開されています。
ツイート内のリンク先では、開発プロセスや独自エンジンNorthlightに関するプレゼンテーションが閲覧できますが、この動画の3分20秒ころから映されるスクリーンショットが、現在開発中の『Alan Wake II』のものである可能性が浮上しています。

この画像からはアーチ型の内装や球状のライトなどが確認できますが、テクスチャなどが貼られていないこともあり、ひと目見ただけではどのゲームのものかわかりません。しかし、RedditユーザーであるSir_Galehaut氏は『Alan Wake II』の開発中画像であると推測しています。
根拠としてはまず、本作がRemedy Entertainmentが開発するいずれのゲームとも一致しないことがあげられます。この画像の建物は、ファイル名である「NationalLibrary」というワードから検索して、ニューヨークに実在するニューヨーク公共図書館であることが特定できたとのこと。開発中画像から確認できる内装は、英語版Wikipediaにアップロードされている画像ともほぼ完全に一致しています。
特徴的な球型のライトや階段なども現実と同じものが存在しているため、『Alan Wake II』の舞台がニューヨークになる、もしくはニューヨークに行くシーンがあると推測されます。この図書館は「ゴーストバスターズ」などの映画にも登場しているようです。
現在Remedy Entertainmentは『Alan Wake II』の他にも、『CONTROL』と世界観を共有する作品として『CONDER』と呼ばれる協力型PvEとより大規模な予算を注ぎ込んだ新作ゲームプロジェクトを開発中。加えて運営型マルチプレイヤーゲーム『Vanguard』や『Max Payne』第1作目のリメイクなど、複数のプロジェクトを進行しています。
そのため必ずしも『Alan Wake II』のものとは限りませんが、たった1枚の画像から、ユーザーによる興味深い推測が飛び出た形となりました。