マイクロソフトは、Activision Blizzardの買収提案に対する異議申し立ての中で、ソニーと英国の規制当局を非難し、プレイステーションからGame Passをブロックすることを選択した、といった主張をしていることが海外メディア等で報じられています。
同様の主張は以前にもブラジルの規制当局に対して行われており、今回は英国に対して改めて同じような構図となっていると言えるでしょう。
マイクロソフトは他にも、プレイステーションは20年以上に渡って最大のゲームプラットフォームであることや、マーケットのシェアを失うことを恐れずにゲーム機の価格を上げているので、その支配力が裏付けられていると説明。“ある1つのタイトル”へのアクセスを失ったところで、市場を奪われる可能性があるとは信じられないとしています。
また、Activision Blizzardの買収によって『コール オブ デューティ』シリーズが独占されるのではないかと過剰に懸念されていることや、SIEが複数のゲームスタジオを買収していたり、フロムソフトウェアとEpic Gamesの少数株主であること、2021年にプレイステーションはXboxの約5倍となる280もの独占タイトルがあったことなども主張したようです。