複数の海外メディア等を通じて、マイクロソフトが大規模なレイオフを開始したことが報じられています。
マイクロソフト側からの公表はありませんが、レイオフの規模は1,000人未満とされています。Xbox部門も対象となっており、今後のゲーム開発への影響が懸念されます。
今年に入って米テクノロジー系企業は相次いで新規雇用のペースを抑える方針を取っており、9月末にはFacebook(フェイスブック)の「Meta」が人員採用を凍結することが報じられました。つい先日は、グーグルのクラウドゲームサービス「Stadia」のサービス終了が話題になっています。
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同社はAxiosへの声明の中で、「すべての企業と同様に、私たちはビジネスの優先順位を定期的に評価し、それに応じて構造的な調整をしている」と語りました。
マイクロソフトは約687億ドル(7兆8,700億円)でのActivision Blizzardの買収の途中でもあります。両社の規模の大きさや『コール オブ デューティ』シリーズの影響力もあり、独占禁止の観点から各国の規制当局が慎重な姿勢を示していますが、いずれ組織が大きく再編されることを見据えているのかも知れません。