PlayStation London Studioが新たなオンライン協力型ゲームを開発していることが明らかになりました。
これは、ソニー・インタラクティブエンタテイメントのblogでのインタビューに、同スタジオ共同責任者のStuart Whyte氏とTara Saunders氏が応じる中で明らかになったもの。ティザーイメージも公開されています。Tara氏は本作がファンタジー世界風の現代ロンドンを舞台にしており、VRではなくPS5向けのもので、これまでの中で最も野心的なプロジェクトであると述べています。また、ティザーイメージでは二人のキャラが協力してドラゴンに挑んでいるように見えますが、Tara氏はこのゲームが協力型アクションで数多くの魔法を使うものになるだろうと語っています。同スタジオでは2022年1月にPS5向けオンラインゲーム開発に向けて人員募集を行っており、このときの求人は今回のタイトルのためであったとも推測できます。
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Stuart氏によると、このプロジェクトはチーム内のアイデア出しプロセスから生まれ、Guellia社が『Horizon Zero Dawn』を制作したプロセスに似ており、それに影響を受けて同じプロセスで開発を進めたとのことです。また、本作の市場調査では、姉妹スタジオと協力してイギリスとアメリカのゲーマーにアンケートを取って彼らの意見を反映しています。
なお、本作には自社エンジン「Soho」が使われており、「Soho」エンジンの開発にあたって、Stuart氏はPS5のレイトレーシングや超高速ストレージなどの仕様を見て、このハードの性能を最大限に活用できるエンジンを作ろうと思ったと当時を振り返っていました。
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Tara氏は同スタジオが20周年を迎え、その間に様々なゲームを作ったことを誇りに思っており、本作の開発に興奮していること、40周年を迎える日を楽しみにしていると述べています。