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10月28日に発売されたシリーズ最新作『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』ですが、XboxおよびPCではクロスプレイをゲーム内で無効化することが現在のところ不可能であることが判明しました。
これは同一機種間でのみマッチングを行うことで、ゲームパッドやマウスとキーボードといった入力機器、また個々の処理性能の違いといった様々なハードウェア面での差異が不公平とならないようにするための機能となっています。
このクロスプレイに関する設定は、PlayStation版ではゲーム内での設定が可能となっているとのことで、機種による不統一が明らかになった形となります。
一般的には、パッドとマウスを比較した場合にはマウスの方が反応速度および操作の正確性の両方で有利となっており、ゲームによってはパッドのみエイムアシストといった補助機能が実装されていることもあります。
一方で、コンバーターと称される機器を介在させることで、マウスとキーボードを使用しながらもパッド向けのエイムアシスト機能を有効化するというある種のハードウェアチートも、公平性という観点から問題になっています。
なお、Xbox版ではゲーム内の設定ではなく本体のシステム設定を変更することで、擬似的にはクロスプレイの拒否設定が可能となっており、厳密にはPC版のみ設定不可となっています。
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本作は競技性の強いFPSということもあり、公平性を求めるユーザーの反応に開発元がどう応えるのか、今後の動きに注目したいところです。