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2022年8月の買収にてスクウェア・エニックスからEmbracer Groupへと渡ったIPのひとつである『Deus Ex(デウスエクス)』ですが、新作が現在開発初期段階にあると報道されています。
海外メディアBloombergの記者Jason Schreier氏は、Eidos-Montréalが現在新しい『Deus Ex』を開発中であるとツイートしました。詳細については明らかになっておらず、開発は非常に初期の状態にあるといいます。
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『Deus Ex』は、プレイヤーの行動によって結末が分岐したり、1つの問題に対し複数の自由な解法が用意されている、といった点が特徴的なFPS RPGシリーズです。現時点でのシリーズ最新作は2016年(日本では2017年)の『デウスエクス マンカインド・ディバイデッド(Deus Ex: Mankind Divided)』であり、報道が事実であれば6年以上ぶりの新作となります。
また『Hitman GO』『Lara Croft GO』『Deus Ex GO』などモバイル向け作品を手掛けたOnoma(旧Square Enix Montréal)および、パブリッシングQAチームの閉鎖がGamesIndustry.bizの確認によって明らかに。CDEディレクターのフィル・ロジャース氏は「一流のフランチャイズとAAAゲームを中心に成長機会を捉えています。難しい決断でしたが、慎重に検討した結果この決断に至りました。」と述べています。
Onomaは買収完了後にスタジオ名を改めましたが、およそ2ヶ月で閉鎖となりました。これにより200名のスタッフが影響を受けますが、一部は別スタジオに配属されるとのこと。配属先とされるEidos-Montréalでは「ストレンジャー・シングス」にインスパイアされた作品をキャンセルし、新規IPや『Deus Ex』新作、Fableを含むXboxとの共同開発といったプロジェクトが動いているそうです。