『Postal III』DRMと品質の問題によりSteamで販売停止―元来シリーズに携わってきたRWSは“ゴミ”と痛烈批判 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『Postal III』DRMと品質の問題によりSteamで販売停止―元来シリーズに携わってきたRWSは“ゴミ”と痛烈批判

なお、本作の開発はシリーズお馴染みのRunning With Scissorsではなく別会社です。

ニュース ゲーム業界
『Postal III』DRMと品質の問題によりSteamで販売停止―元来シリーズに携わってきたRWSは“ゴミ”と痛烈批判
  • 『Postal III』DRMと品質の問題によりSteamで販売停止―元来シリーズに携わってきたRWSは“ゴミ”と痛烈批判
  • 『Postal III』DRMと品質の問題によりSteamで販売停止―元来シリーズに携わってきたRWSは“ゴミ”と痛烈批判
  • 『Postal III』DRMと品質の問題によりSteamで販売停止―元来シリーズに携わってきたRWSは“ゴミ”と痛烈批判
  • 『Postal III』DRMと品質の問題によりSteamで販売停止―元来シリーズに携わってきたRWSは“ゴミ”と痛烈批判

『Postal』シリーズで知られるRunning With Scissors(RWS)は、別会社が開発を担当したSteam版『Postal III』について、Digital Rights Management(DRM)とゲーム品質の問題で販売停止になったことをアナウンスしました。

『Postal III』とは、ロシアのAkellaがパブリッシングを担当し、同社関連スタジオであるTrashmastersが開発した作品です。元来シリーズに携わってきたRWSは本作のデザインを担当したものの、過去に公式サイト(Internet Archiveより確認)では「買わないで」という警告と共に、ゲーム品質に問題がある一方で、パブリッシャー(Akella)が修正に殆ど尽力しなかったうえ、RWSに本作へのアクセス権を与えなかったため、同社がパッチを当てられなかったことをアナウンスしていました。

本作について現在の公式サイトで閲覧しようとすると、リック・アストリー氏の「Never Gonna Give You Up」に誘導されるなど、RWSから邪険に扱われていることが察せられる『Postal III』ですが、今回、同社よりSteamでの販売停止が明らかに。同社いわく「少なくとも、あのゴミを買う人はもういなくなるだろう」とのことですが、理由として品質だけでなく、DRMの問題も挙げられており、公式マニュアルに記載されているDRMソフトウェアActControlは、併記されているURLが機能しておらず、Steamコミュニティでは本作を購入してもアクティベートできない件が報告されていました。

なお、Steamストアページにもパブリッシャーとして記載されているAkellaですが、2012年時点で経済的困難を抱えていることが報じられており、開発元であるTrashmastersも公式サイトを閲覧できない状態となっています。


《ケシノ》

ゆる~いゲーマーです。 ケシノ

主に午前のニュース記事を担当しているライター。国内外、様々なジャンルのゲームを分け隔てなくカバーしています。アメリカに留学経験があり、2022年1月よりGame*Sparkにてライター業を開始。一番思い出に残っているゲームは『キョロちゃんランド(GB版)』。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. 「スイッチ2」キーカードが減るかも?ゲームカードに低コスト・小容量モデルが登場の噂

    「スイッチ2」キーカードが減るかも?ゲームカードに低コスト・小容量モデルが登場の噂

  2. 日本語対応・MMORPGがSteamで無料配布中!建築家、ヒーラー、パン職人、皮なめし師など何でもなれる

    日本語対応・MMORPGがSteamで無料配布中!建築家、ヒーラー、パン職人、皮なめし師など何でもなれる

  3. 2026年は「Blizzard史上最大の年」に、『ディアブロ』『OW2』などの新展開期待!祭典イベント「BlizzCon」が2026年9月に復活

    2026年は「Blizzard史上最大の年」に、『ディアブロ』『OW2』などの新展開期待!祭典イベント「BlizzCon」が2026年9月に復活

  4. 『モンハンワイルズ』や『ARC Raiders』は何位?ゲーム市場調査会社が「2025年の新作Steam売上ランキング」を公開

  5. 「ニンテンドー ゲームキューブ Nintendo Classics」、アップデートで入力遅延が“サイレント修正”か。海外コミュニティで改善報告が続々

  6. 「バイオハザード ショーケース」2026年初頭に開催決定―最新作で“イケオジ”となった「レオン」の続報にも期待

  7. 大作RPG開発中にスタジオ幹部が退任…なぜ?発売は2年後なのに辞める理由語る

  8. 「にゃるら氏を外さないとアニメを中止する」『NEEDY GIRL OVERDOSE』アニメ発表直前にプロモーションから外されたにゃるら氏が声明【UPDATE】

  9. 駿河屋の全商品をメルカリで展開へ。両サービスで駿河屋.jpの商品を同一価格で購入可能に

  10. 『妖怪ウォッチ』の流れを継承するレベルファイブ新作『ホーリーホラーマンション』クロスメディア発表会ふたたび延期

アクセスランキングをもっと見る

page top