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先日発売されたポケモン新作『ポケモン スカーレット・バイオレット』にて増殖バグが見つかり、執筆時点でTwitterトレンド入りするなど話題を呼んでいます。
見つかったのは本作では序盤から共に冒険することとなる伝説のポケモン「ミライドン」「コライドン」を増殖させるもので、詳細な方法は控えますが、本来不可能なボックスへの移動を行い、手持ちに常にいるというこれらのポケモンの特性で復活させることにより増殖を実現しているようです。
トレンドを覗くと増殖バグの成功報告や、バグの発見を「なぞのばしょ」といったこれまでのポケモンのバグ利用の歴史と絡めて面白がる声が多数みられる一方、そうして増えたポケモンがインターネットを通じて広まったり、本来ボックスに入らないポケモンであるために、以前より公式にアナウンスされているBANの対象となることを懸念する声も見られます。
過去作では「なぞのばしょ」のように、一つのコンテンツとして楽しまれたバグも多い印象を受けるポケモンシリーズですが、ネットワークが発達した現代では情報の広まりも早く、対戦や交換を通じて望まないプレイヤーがバグに関わってしまう可能性もあるなど、ただ面白いバグが見つかったと喜んでいいことではなくなりつつあるようです。