
中国の税関にて、妊婦のふりをしてシリコン製のお腹にCPUやiPhoneを入れた女性が逮捕されました。
中国・珠海市の出入国検査場である拱北口岸にて、「Zhao」と呼ばれる女性がマカオに向けて出国しようとしたところ、密輸が発覚して逮捕されました。その密輸方法とは、妊婦のふりをしてシリコン製の偽のお腹にCPUとiPhoneを隠すというものです。その数なんとCPUが202個、iPhoneが9台と大量に詰められていたといいます。
税関職員には「5ヶ月なんです」と伝えたそうですが、5ヶ月にしてはお腹が大きかったこと、姿勢がおかしいことなど不審な様子が見られたため、さらに質問をするため移動。調べたところ、CPUとスマホを覆うテープが露出しているのに気づき、犯行に気づいたとのことです。金属探知機や全身のスキャナーを使えばあっさりとバレそうなこの犯行ですが、どのような意図を持って行われたかは不明です。

今年2月には、160個のCPUを身体に巻きつけて密輸しようとした「歩くCPU男」が逮捕されていました。それに合わせて、海外メディア・PC Gamerはこの女性を「CPUママ」と呼んでいます。