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『シヴィライゼーション』のFiraxis Gamesが送る新作シミュレーションRPG『マーベル ミッドナイト・サンズ』の開発陣らが、同作のプレイを望む末期ガン患者に先行プレイの提供を行っていたことをSolving Kids' Cancerが明かしました。
『マーベル ミッドナイト・サンズ』がまだ開発中であった2021年、本作のプレイを望んでいたのは14歳の時から小児ガンと戦ってきており、終末期医療を受ける状態にあった23歳のLuke氏です。闘病生活の中でゲームやマーベル作品のファンとなった彼は、終末期医療を受けていた最中、2022年リリース予定の本作をプレイしたいという希望を家族に伝えたといいます。
SNS等を通じてその希望が拡散された結果、パブリッシャーである2Kの元までその思いが届き、Firaxis Games、2K、マーベルのチームが集結。Luke氏がゲームをプレイできるようにしたり、クレジットに彼の名前を載せ、名前が刻まれた木をゲーム内に設置するなどのサプライズも行いました。
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このように、ガンなどの生命に関わる難病と向き合っているゲームファンに対して、開発チームがサプライズやチャリティーを行うことは度々あります。ベセスダ・ソフトワークスはガン闘病中の少年に『Fallout 76』を直接届けたこともあり、さらに同少年への寄付も行っています。