!注意!本記事にはグロテスクな表現とネタバレが含まれています。閲覧にはご注意ください。
今回は、エクスペリエンスが贈る『死噛 ~シビトマギレ~』のニンテンドースイッチ版!本作は、“誰かの死を宣告する”シビトが存在する学園を舞台に、主人公の八敷一男がさまざまな怪異を調査していく学園伝承・心霊ホラーADVです。『死印』『NG』に続く、心霊ホラーシリーズの最新作になります。
シリーズ1作目である『死印』は、過去に絵日記で紹介しました。あれからもう4年以上が経っているんですね……。ホラーゲームは苦手だったんですが、連載で数多くのホラーゲームをプレイしたおかげで、ずいぶんと苦手意識が無くなりました。
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……って、突然リアルで部屋が真っ暗に!まさか……心霊の仕業か!?
どうやら7年間使い続けてきた部屋の電灯が寿命を迎えたようです。今回は、暗闇の中で本作をプレイするハメになりました……。
怪医家の八敷一男、学園に噂の調査にやってくる!
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東京都H市にある近衛原学園では、生徒の失踪事件が起きていた。それはシビトが死の宣告をする奇妙な手紙が掲示板に貼られたことで始まったらしい。
そこで噂の調査に呼ばれたのが、『死印』で主人公を務めた八敷一男だ!彼は、『死印』で起こった一連の事件を解決したことにより、怪医家と呼ばれるようになっている。
怪医家か……。怪異や心霊現象が確認されているこの世界では、YouTuberと並んで「子どもがなりたい職業ランキング」の上位なのかもしれないな。
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主人公の苗字と名前は変更可能なので「吉田 おじさん」にしようと思ったけど、残念ながら文字数オーバーだった。
うーん、じゃあ、ゲーム中のキャラクターに「おじさん」と呼んでもらえるように、苗字は「おじ」にしよう。ついでに名前も「おじ」にしておいた。これで名字呼びでも名前呼びでもおじさんと呼んでくれるはずだ!
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主人公は本当はカッコイイ名前なのに、ぶりっ子のあだ名みたいな名前をつけてごめんね……。
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まずは主人公を呼び寄せた学園の校長・近衛と話をすることになった。
すごい色のスーツを着てるな……。
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校長曰く、今日の午後、「ピアノヒキへ こんや ハナコが おまえを ころす わたしは みている がくえんに まぎれ しんあいなる シビト」と書かれた新たな手紙が発見されたらしい。その内容は最初の手紙とほぼ同じで、違う箇所は宛名の「ピアノヒキ」の部分だけ。
この手紙からわかるのは、ピアノヒキ、ハナコ、シビトの3人の登場人物がいるってことだ。
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ヒヒヒヒヒ……シビトが良い奴なのか悪い奴なのかわからないけど、今回の被害者は僕じゃないみたいだし、ピアノヒキって奴がどんな死に様を晒すのか早く見たいぜ!
そうしないとストーリーも始まらないしね!
探索パートはサイドビュー視点で!
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生徒は帰宅し、日も暮れた。いよいよ調査スタートだ。あれ、校長も一緒に来るの?
ちなみに校長は、「専門家が調べたけど何もありませんでした」という結果を期待している。おそらく、事なかれ主義でイヤミな性格なのかもしれないな。
まあいい、そこの教室から調べてみよう。
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せめて縦じゃなくて横に並ばない?怖いよ。
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並んで歩ける以外に、メニュー画面にもRPGぽさがあるな。霊力が上がるタイピンってすげーなあ。
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探索パートでは、サイドビュー視点で移動する。入れる場所や調べられるものがある時は、わかりやすくマークが表示される。
って、教室に誰か居るじゃん!?シビト!?
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彼女はシビトではなく、一般生徒の堂領姫子。泉君なる生徒を探しているようだ。
対象との会話は、調査中に特定のキーワードやアイテムを手に入れると、質問できる内容が増えることがある。いかにもアドベンチャーゲームって感じのシステムだな。
よし、泉君を探しに行くか!
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編集担当に「トイレ・オブ・ザ・イヤー用のトイレスクショを撮ってきて」と頼まれたので、トイレも探索しておこう。
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スクショを撮るトイレは男子・女子どちらでもいいんだけど、校長をいじるために女子トイレから探索しよう。
校長、大丈夫大丈夫!バレないって!
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ピンチの時はサスペンシブアクトモードで冷静に対処!
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女子トイレの探索後、泉君を見つけるも、触手のようにうねるホースの化け物に襲われている真っ最中だった!しかも腕が千切れてるじゃん……!
早く助けないと……。
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中年男性の触手プレイも、まあ需要があると思うけど……。いやいや、そんなことを考えている場合じゃない。
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特別な状況に遭遇すると、サスペンシブアクトと呼ばれるモードに突入する。
このモードでは、誰が、何を使って、どのように行動するかを選択する。
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行動をするごとに、精魂と呼ばれるHPのようなものが消費される。精魂が尽きると、調査を断念することになったり、最悪、死に至ったりしてゲームオーバーになるのだ。
間違えた場合も消費されるので、これまでの調査で得た情報をもとに、正解の行動を導き出さねばならない。
校長先生、調査ファイルを読み返すから、もうちょっとだけ待っててね。
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そして……主人公と校長は無事だったけど、泉くんは再起不能になってしまったので、校長が望む「専門家が調べたけど何もありませんでした」という結果は得られなかった。結局、僕ってあんまり役に立たなかったな……。
とはいえ、物語はまだまだ始まったばかり。この後も噂に関する調査は続き、さまざまな怪異と出くわすのだ。
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これから物語が進むにつれて、元気あふれるアイドル「柏木愛」や病魔に侵された医師「大門修治」など、より個性的な仲間が増えていくぞ!
でも……僕は誰よりも校長に愛着を感じている……。最初は「いけ好かない中年男性が仲間かよ……」と思っていたけど、実はなかなか茶目っ気のある性格なんだよな~。
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17時間ほどでクリアできました。フラグを管理して進めていく、古き良きアドベンチャーゲームといった印象でしたね。ホラー描写については、怖さよりもグロさが強かった気がします。
シリーズ1作目『死印』の探索パートは、「ウィザードリィ」のような一人称視点で進行しましたが、前述の通り本作ではサイドビュー視点が採用されています。探索がしやすくなりましたし、キャラクターが大きく表示されているところも良かったです。また、オプションでは恐怖演出の緩和が可能なので、僕のように「ホラーの雰囲気は好きだけど、びっくりするのは苦手」なんて方も安心です。
本作のストーリーは『死印』と繋がっているため、どうしても主人公の八敷一男がこれまでどのような活躍をしてきたのかが描かれています。本作を100%楽しむには、『死印』からプレイしたほうがいいかもしれません。もちろん、本作からプレイしても問題なく楽しめますけどね!
『死噛 ~シビトマギレ~』は、PS4/ニンテンドースイッチを対象に発売中です。
(編集担当:真ゲマ)
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