2022年の12月17日に発送され、遂に実際に手元に届いたユーザーも既にいらっしゃるであろうSteam Deck。高額なハードウェアということもあり、防御対策だけでなく指紋汚れ対策など、あらゆるケアを考えているユーザーも多いことでしょう。筆者も例外ではなく、実際に届く数日前からAmazonでも販売されているフィルムと防護ケースを購入しています。特にタッチパネルは良く触れる部分であるためフィルムは貼っておきたいところですよね。
そこで本記事では、大多数のユーザーが気になっているであろう画面防護フィルムについて、実際に貼り付けから検証を行ってみました。実際カテゴリー売り上げ1位の商品の使い心地はどうなのでしょうか?
フィルムの貼り付けは難しい
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筆者が購入したフィルムはAmazonでも販売され、カテゴリー1位にもなっているこちらの商品。
購入の決め手となったのはレビューに書かれていた「額縁部分までカバーしている」との文言です。注目の新ハードだけに先行して発売していた北米版を手に入れたユーザーも少なくないため、このレビューを書いているのもきっと先行ユーザーだと信じています。
本商品はガラスフィルムが2枚入っており、最悪大失敗しても貼り直せるという安心感を感じます。早速、説明書に従って貼っていきましょう。
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説明書に従って付属のアルコールマットで画面を入念に拭いていきます。事前に操作検証で触れたため、やや指の跡が目立っていたので消していきます。アルコールマットで拭いた後はファイバークロスで軽く拭いて残ったアルコールやホコリを取り除きます。また、指紋対策も兼ねて今回はゴム手袋をはめています。
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フィルムの貼り付け面の保護フィルムを剥がし、遂に画面に貼り付けていきます。フィルムを剥がす際は下向きにして剥がしましょう。そうすることで貼り付け面にホコリが着くのを防ぐことができます。
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位置を調整して中の気泡などを押し出せば貼り付け完了です。ややズレてしまいましたが、実際の操作面はしっかりと防護出来る位置ではあるので多分問題はないでしょう。
保護フィルムの貼り付けに関しては、スマートフォンの保護フィルム同様、ホコリの巻き込みもフィルムのズレもない完璧な作業は至難の業です。私見ではありますが、Deckへのフィルム貼り付け代行などの業者ももしかしたら現れるのではないでしょうか・・・?
貼り付け自体は同梱の説明書通り行えば容易ではありますが、実際のタッチスクリーンへの影響や、防護部分の検証がなければ、文字通り「貼り付けてみた」だけの記事になってしまうのでもうすこし詳しく見ていきましょう。
ガラスフィルムは優秀で操作への影響はなし
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筆者の購入した512Gモデルは他のモデルと違い、画面の映り込み反射が抑えられるという「プレミアム防眩エッチングガラス」加工がもともとされています。他モデルを所有していないので比較できませんが、ぱっと見た限りではフィルムを貼る前と画質への影響は特に感じることはありませんでした。
ですが、実際にフィルムを貼り付けて影響が危惧されるのは、タッチスクリーンの反応が鈍くなることや、指をスライドするなどの動作を行った際の引っかかりがあるかどうかという部分でしょう。
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検証タイトルには『Card City Nights』を使用して確認していきます。本作品はタッチパネルだけでも遊べるタイトルになっていて相性は抜群。Deckへの対応は不明となっていましたが、バッチリ動作しています。
カードの配置や編成の変更などで指の引っかかりやザラつきもなく、フィルムを張ったことによる影響は感じられず最高と言って良いくらい。防護面の検証としては強めに指で叩いてみたり、掌を強く打ち付けたりしてみましたがヒビ割れもなく自分の掌もケガ無く安心というところでしょうか。流石に商品が商品だけに落下実験や釘やカギで擦ったりするのは避けたいので、そこはご了承下さい。
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