ギネス世界記録は、2021年12月に2万タイトルを超えるゲームを保有している記録が認定されたAntonio Romero Monteiroさんを再取材した記事を公開しました。
記事によればAntonioさんは登録時の20,139タイトルからさらに収集を続け、現在では24,268タイトルになったといい、その推定価値は約210万ドルでもちろん世界最大。ファミコン時代の物から最新のものまで、我々の聞いたことがあるほぼすべてのゲームが集まっています。
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Antonioさんは10歳の時からゲームをプレイしはじめ、それがコレクションの始まりにったと言います。以来若いころ遊んだゲームの再収集、プレイしたかったが機会のなかったゲーム、そしてゲーム機毎のタイトルコンプリートといった具合に、45歳となる現在まで収集範囲を拡大させてきました。彼は「ビデオゲームは、創造性とストーリーで無限の可能性に溢れた芸術の一形態だと考えています。各世代のゲーム機はそれを実現し、課題、経験を共有する能力を次第に高めています。」と語り、「私の大切な思い出には家族や友人とのゲーム体験が含まれます。」と振り返ります。
膨大な数のコレクションを管理するために、所有ゲームのカタログ化や未所有ゲームのデータベースを作成して利用しているそう。さらに実際のソフトを置くスペースの捻出にも苦労したことを明かし、「時には現実でテトリスを行うことになりました。」とゲーマーらしい一言を寄せています。
Antonioさんの現在の目標は「すべての主要なゲームプラットフォームの完全な北米版コレクションを達成すること」だといいます。また、いつか記録を破ろうという挑戦者に対しては、「夢に従い、目標を設定してゆっくり取り組んでいれば、時間が経つにつれて自分が到達した場所に驚くでしょう。」と助言を残しています。
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記事では他にも、ゲームの保存や希少なゲームの存在などについて語られています。彼に追随せんとするゲーマーは、そちらにも目を通すことをおすすめします。