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講談社は、本日発売の「週刊少年マガジン」4.5合併号に『DEATH STRANDING』ゲームクリエイターの小島秀夫監督と「シャングリラ・フロンティア」著者の不二涼介先生の対談を、前編・後編に分けて掲載します。
2023年にはTVアニメ化も決定しゲーム化も進行中と「シャンフロ」が大盛り上がりの中、最新11巻の発売を記念した特別企画として、ゲームと漫画のクリエイティブを語り尽くす超豪華対談が実施。以下で、対談の中から一部ピックアップした内容を紹介します。
小島監督に「シャンフロ」の魅力を語っていただきました!不二先生が小島監督のゲームと出会った秘話も...?!
ー小島監督、『シャングリラ・フロンティア』を読んだ感想はいかがでしたか?
小島:正直不思議な感覚でした。ゲームを作っている側としては、読むまではあまり入り込めないのではと思っていたんですけど、切り口が面白くて。
部活でテニスなどを頑張るスポ根のような感覚を、キャラクターたちはゲームの中でやっている。それにこの漫画が凄いのは、ゲームが持つパラメーターなどのインタラクティブな要素をちゃんと扱っているので、漫画を読みながらゲームを遊んでいる感覚になれるんです。
ボス戦も、ゲーム的にギミックを紐解くことで攻略法を導き出していますよね。
不二:そこは硬梨菜先生の原作が徹底しているところですね。
「彼らはゲームを遊んでいる」という点は、「シャンフロ」がこれまでにあったファンタジー作品とは異なる切り口だと思います。
ー不二先生が小島監督のゲームと出会った時を教えてください。
不二:小学生の頃、他のゲームを購入した際に体験版として同梱されていた『METAL GEAR SOLID』(以下『MGSI』)を遊んだ時です!
当時は武器も持たずに隠れて進むというゲーム性に衝撃を受けて、一気にハマりました。
たら、小学生だからストーリーは全然わからなかったです(笑)。
小島:『MGSI』は中高生くらいの人に向けて作っていたので、小学生だと難しかったかもしれませんね。
また、「シャングリラ・フロンティア」第11巻の発売を記念して、小島秀夫監督と不二涼介先生のコラボサイン色紙、特製マウスパッド、特製ステッカーがもらえるプレゼントキャンペーンも実施されます。応募の詳細は、本日発売の「週刊少年マガジン」4.5合併号をご覧ください。
乃木坂46の久保史緒里さんが表紙を飾る「週刊少年マガジン」4.5合併号は2022年12月28日に発売です。