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いつも「吉田輝和の絵日記」をご愛読いただきありがとうございます。吉田輝和です。
皆さんは今年何本のゲームをクリアし、何本のゲームを積みましたか?僕は仕事とプライベートを合わせて119本のゲームをプレイして、109本クリアしました。絵日記でお届けしたゲームはほぼクリアしています。すごいでしょ!!!
って言っても……いい年こいたおっさんが、そんなにゲームばっかりプレイしていても誰も褒めてくれないので、「なかなか頑張ったんじゃない?」と自分で自分を褒めてあげます!
さて今年も、僕が2022年にプレイしたゲームの中から、独断と偏見で一番ハマったゲームを選ぶ「吉田・オブ・ザ・イヤー(YOTY)2022」を開催します!
吉田・オブ・ザ・イヤー(YOTY)のルール
ランキングの選考対象は、「吉田輝和の絵日記」で取り上げたものになります。
このランキングは、吉田輝和の独断と偏見によって決めました。
ランキングの選出にあたってGame*Spark編集部による圧力はかかっていません。
要するに、ゲーム大好きおじさんが一番ハマったゲームを紹介するだけです。
それでは、2022年に僕がめちゃんこハマッたゲームのベスト5 をご紹介します!あ、特別賞みたいなものも用意してますよ!
5位『Electrician Simulator』
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発売元/開発元:Gaming Factory・Ultimate Games S.A. |
対応機種:PC |
ジャンル:電気技師シミュレーター |
記事:【吉田輝和の絵日記】電気技師シム『Electrician Simulator』に元電気工事士が挑んでみた…って泥棒対策もするの!? |
『Electrician Simulator』は、コンセントの増設から室内の配線まで、顧客の要望を聞きながら配線工事を行う電気技師シミュレーターです。
いかにも難しそうな見た目をしていますが、専門的な事前知識は一切必要ありません。「ケーブルと機器を繋ぐと電気が流れる」程度の認識があれば問題ない、割りとユルめなシステムがお気に入りです。
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室内の配線工事も、正しく接続さえされていれば、どんなクソ配線でもOK!
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配線工事以外にも、壊れたゲームのコントローラーや家電をバラし、故障箇所を特定して修理も行います。
僕は不器用なので、現実で機器類をバラしていると、ネジを余らせたりネジを紛失したりしがちなんですが、『Electrician Simulator』ではそんな心配せずに存分にバラせるのが嬉しかったですね!
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クソ配線を楽しむもよし、美しい配線を目指すのもよし、色んな楽しみ方が出来るシミュレーターでした。
4位『レックフェスト(Wreckfest)』
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発売元/開発元:THQ Nordic |
対応機種:ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox OnePC/iOS / Android |
ジャンル:レース |
本連載の熱心な読者ならご存知かと思いますが、レースゲームは僕が苦手とするジャンルのひとつであり、絵日記でも取り上げる機会はほとんどありませんでした。
そんな苦手意識をぶっ壊してくれたのが『レックフェスト(Wreckfest)』です!
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……というのも、『レックフェスト』は、順位を競い合う純粋なレースモードのほかに、相手の車を破壊してポイントを稼ぐバトルモードがあるんですよ。僕は、運転技術が無いんだけど、ぶつけて壊すのは超得意!
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登場車種も豊富で、芝刈り機から巨大スクールバス、果てはソファまで用意されています。
つまり……ハチャメチャにバカゲーなんです!
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レースモードでは、自分より順位が上の車を走行不能にすれば順位が一つ繰り上がるので、走行テクニックよりも、いかに相手の車を破壊するかに情熱を傾けていました。
3位『ELDEN RING』
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発売元/開発元:フロム・ソフトウェア |
対応機種:PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC |
ジャンル:アクションRPG |
第3位は、フロム・ソフトウェアが贈る高難易度アクションRPG『ELDEN RING』です!
過去に、同メーカーの『ダークソウル』や『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』はクリアしていたものの、近頃は加齢のせいでゲームがめっきり下手くそになり、『ELDEN RING』もまともに楽しめないんじゃ……と心配していました。が、全くの杞憂でした!
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もちろん、難易度はメチャ高いですし、実際何度も死にまくりました。それも、ボスでもなんでもないザコ敵に……。
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また、広大かつシームレスなオープンフィールドによって、自由度の高いプレイが可能になっています。
例えば、「こっちのボスは強すぎるから、あっちのアイツから倒そう」とか「ボスを倒すためにあそこらへんを探索してレベルを上げたり装備を揃えたりしよう」といった作戦を取ることができるんですよ!
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他にも、地形や環境を利用した小狡い戦い方ができます!
このように高難易度ながら初心者でもクリアできる道が用意されているところが素晴らしいのです。
2位『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』
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発売元/開発元:コーエーテクモゲームス |
対応機種:ニンテンドースイッチ |
ジャンル:タクティカルアクション |
第2位は、高い戦略性とキャラクターとの交流が特徴の『ファイアーエムブレム 風花雪月』(以下:風花雪月)に、『無双』シリーズならではの爽快アクションが融合したタクティカルアクション『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』です!
『風花雪月』では、主人公は教師として生徒を導く役目でしたが、『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』では同じ学級の生徒として無数の敵と戦います。教師と生徒という関係性も良かったんですけど、生徒同士となると距離感がグッと近づくような気がしますね!
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それはつまり……『風花雪月』で僕が一番好きだった食いしん坊筋肉キャラのラファエルくん(最推し)と、より仲良くなれるってこと!
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戦闘パートでは、仲間を副官に任命して一緒に行動出来るので、まるでラファエルくんとお見合いさせるかの如く、男女問わずにさまざまな仲間と組ませ、カップリングを妄想していました。
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普段の絵日記では1本のゲームにつき300枚ほどスクショを撮影しているんですが、ラファエルくんのスクショだけで500枚は撮影していました……。おじさんのラファエルくんへの愛は重いのです!
原作愛が必須条件!ハマる人はメチャハマるで賞
『メイドインアビス 闇を目指した連星』
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発売元/開発元:スパイク・チュンソフト |
対応機種:PS4/ニンテンドースイッチ/PC |
ジャンル:度し難いアクションRPG |
記事:【吉田輝和の絵日記】”度し難いアクションRPG”『メイドインアビス 闇を目指した連星』は一般人がアビスに挑むとどうなるかわかる |
特別賞は、つくしあきひと先生による漫画「メイドインアビス」(出版社:竹書房)を原作とする”度し難いアクションRPG”『メイドインアビス 闇を目指した連星』です!
僕は、可愛い絵柄ながらハードな物語が展開される原作漫画の大ファンで、引きこもり体質なのに20年ぶりに映画館に足を運ぶほどにハマっていました!
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『メイドインアビス 闇を目指した連星』でも、とにかく主人公が酷い目に合いまくります。上昇負荷で嘔吐するのなんて序の口で、高所から落下したり、串刺しにされたり、捕食されたり、レグの火葬砲に巻き込まれて死んだり……本当に原作同様にハード!
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フィールド上の素材を採取し、適宜必要な装備や料理をクラフトしていくのがゲームの基本的な流れです。アイテムの重量制限があるため、何を捨てて何を残すか、リソース管理が重要になります。
まるで厳しいアビスを冒険しているかのような体験が味わえました。
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アイテムの中でも重要なのが、あらゆる料理に必要になる塩です。これからプレイする方は塩の爆買いを忘れずに……。
バグが多く、作り込みの甘い部分も多々見受けられました。ただ、僕は原作ファンで探索サバイバル要素が好きだったため、多少の不満点なんてものともしないくらいに楽しかったです!
1位『Mount & Blade II: Bannerlord』
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発売元/開発元:PLAION/TaleWorlds Entertainment |
対応機種:PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC |
ジャンル:ストラテジーアクションRPG |
記事:【吉田輝和の絵日記】戦乱の中世で成り上がれ!ストラテジーARPG『Mount & Blade II: Bannerlord』は大規模攻城戦が“激アツ”だった |
そして映えある1位は、中世ヨーロッパ風の世界を舞台に、裸一貫から一国一城の主まで成り上がっていくストラテジー・アクションRPG『Mount & Blade II: Bannerlord』です!
プレイヤーは、戦争によって敵軍に捕らえられた幼き弟妹を救い出すため、武器を取って部隊を結成し、各地を放浪することになります。そして、最終的に国VS国の戦いに参加することになるのです!
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バトルは、アクションといっても主人公が単独で無双するタイプではありません。
弓兵を丘の上に配置したり、攻撃は味方CPUにまかせて自分は囮に徹したりと、アクションの腕前より戦術や部隊の数が重要になります。
城攻めなどの大規模戦は迫力があり、テンションが上がりました!
ただ、僕は、どこの国にも所属していない序盤で、貿易で色んな国を渡り歩いたり、野盗の身ぐるみを剥いだりして、チマチマ小銭を稼ぐことが何より好きでした。
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レヌール城に行く前、アルカパの周辺でレベル上げをしながらブーメラン代を稼ぐことに何よりの喜びを見出すタイプなのでね!
『アパシー 鳴神学園七不思議』や『Ghostwire: Tokyo』、『Vampire Survivors』など、ハマったゲームは沢山ありましたが、2022年の吉田・オブ・ザ・イヤーはこんな感じになりました!
さて、話は変わりますが、「吉田輝和の絵日記」の連載開始から5年もの間、ライターとして未熟な僕を支えてくださった編集担当の真ゲマ氏が、このたび某ゲーム会社への就職が決まり、引退することになりました。今回の「吉田・オブ・ザ・イヤー(YOTY)2022」が、真ゲマ氏が編集する最後の記事です。5年もの間、ありがとうございました!
……なんてしんみりしつつも、僕の家の近場に引っ越してくる予定なので、今後の絵日記にもちょくちょく登場しそうなんですけどね。
来年からは新しい編集担当に変わりますが、連載はまだまだ続けさせてもらえるようです。2023年もよろしくお願いします!
(編集担当:真ゲマ)