先日お送りしました「Game*Spark・インサイド編集者&ライターが選ぶ、2022年に買って良かったもの─ゲーミングガジェット編」に続き、今回はGame*Spark編集部を対象にグッズや日用品など、ゲーム製品以外で買って良かったものをご紹介します。編集部員・ライターは2022年にどんなものを買って、なにに使ったのか。ご参考になれば幸いです。
◆りおちゃんこ鍋:新居昭乃 アルバムCD「Another Planet」

1997年のPS向け空戦ADV『ベルデセルバ戦記』の主題歌が収録されており、それを目当てに即購入。浮遊都市や飛空艇といったジブリ的世界観にマッチした印象的な曲が懐かしさと儚さを演出し、もう戻ってこない名作。商業主義とは無縁の冒険的なタイトルが数多くあった当時を思い出して柄にもなく涙しました。
テレビアニメ「狼と香辛料」で初めて知った方ですが、どのゲームやアニメでも“あ、これいいな”と思ったら、だいたいこの方なのでいつも泣かされています。これもまた運命というものでしょうか。どのような形でも、昔の名作が日の目を浴びる機会がもっと増えてほしいです。
◆稲川ゆき:ブクロマン

長年、ドッペルギャンガー製の「着る寝袋」を冬のゲーム時間に愛用してたのですが、おまた部分の布が裂け始めたのと、同社から後継モデルが出ることなく販売終了。 新たにブクロマンを導入しました。
電気代高騰する中、手と足先さえ別のもので保護すれば関東エリアであれば室温4度ぐらいでも暖房つけずに夜中にゲームで遊べます。岩手県在住のゲーマーも愛用しているので、防寒機能は太鼓判。
着る寝袋で検索すると類似品が山ほどありますが、その9割がチャイナ製でとにかく縫製レベルが低い。中の綿や羽毛の処理が甘かったりとダメダメです。ブクロマンは使い勝手もクオリティもいけてます。
「ブクロマン」の購入はこちら
◆焦生肉:回転台(22cm)

小さな買い物が生活を大きく変えてくれると嬉しくなりませんか?今年筆者がそれを一番実感したのがこの回転台です。
作業机と寝床がモニターを挟んで位置するため、ゲームも作業机で背筋を伸ばしてのプレイを強いられていたのですが、モニターを回転させることで寝そべってのぐうたらプレイが可能に!映画や動画を見ながらの寝落ちもできたりと(主に怠惰な方向に)日々を楽しく暮らせるようになりました。
◆KADEN:ダイソー エコバッグ(200円)


スーパーやコンビニでビニール袋が有料になってずいぶん経ちますが、私はエコバッグを買わず、かなりの頻度で都度ビニール袋を購入していました、それはなぜか。「エコバッグを使う度にきれいにたたむのが面倒」これに尽きます。
そんな中ダイソーで見かけたこのエコバッグ、なんの変哲もない薄いナイロン製の袋ですが、一番の特徴は中に巾着が縫われていること。使用後は巾着部分にくしゃくしゃっと袋部分を入れるとポケットサイズまで小さくなります。普段使いのカバンにとりあえず放り込んでおいたり、コンビニに行くだけならポケットにスマホとこれを入れておけばOK。2Lのペットボトルのような重めのものはちょっと厳しいかもしれませんが、それ以外ならだいたいこれ1枚で済むので非常に楽になりました。面倒くさがりさんにオススメです。
「エコバッグ」の購入はこちら
◆Arkblade:30MS リシェッタ

バンダイ驚異のメカニズムがついに美少女プラモにまで、と評判のメカもの美少女プラモシリーズ「30MS」のローンチキャラクターの片方です。
基本的にバンダイらしい作りやすさはもちろんで、タンポ印刷による、フィギュア的なわかりやすい可愛さがようやく実現されたフェイスも含めて、ジャンル入門としては十二分に素晴らしい一品でした。要するにエントリーグレードガンダムってやつです。
そしてもう一つ素晴らしいのは、このジャンル、どうしても最終目標はリファレンスのキャラクターを作ることより「自分の好みのキャラクターを創造する」ことに比重が寄りがちなのですが、そこにバンダイの体力を基礎にようやく手の届いた豊富なオプションパーツ展開です。
あとはバンダイの生産力を持ってしても解決できない、入手性さえ改善すれば良いのですが…それでも最近は初期のキットは手に入りやすくなってきたので良いことです。