2023年1月6日(金)~2023年1月12日(木)にGame*Sparkで公開された記事から、今週読まれた記事トップ5をご紹介する週刊ゲムスパランキング、略して週刊スパランのお時間です。1週間のおさらいをしたい、忙しいから手早く知りたいという方にもおすすめです!
5位─マザボ高騰にメーカーがコメント!高性能CPUの裏側で
最近のマザーボード価格の高騰について、PCパーツの製造販売を行うASRockの日本公式Twitterアカウントが言及しました。自作PCのマザーボードといえば鉄板の「Steel Legend」シリーズを利用しているユーザーも多いのでは。
ASRockはユーザーのツイートを引用するかたちで「マザーボードが高いのはCPUがマザーボードの価格を高くする設計になっているから」と端的に理由を説明しています。
CPUが高性能化する一方で、その基盤でもあるマザーボードは安定して、かつハイパフォーマンスを出せるような設計が求められてきます。そうなると必然的に耐久性、安定性の確保が課題となるため、マザーボードの価格が高騰してしまっているという構図があるということです。
単価も高く、コストパフォーマンスが重視されがちなPCパーツたち。CPUやグラフィックボードが話題になりがちですが、それらを支えるマザーボードの動向にも注目です。
4位─スイッチも「返金機能」が必要?ユーザーを守るため…
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2022年9月時点で1億台超えの販売台数を記録しているニンテンドースイッチは、既にかつてのWiiの記録を越え、ニンテンドーDSやPS2にも迫る驚異的な勢いを見せています。インディータイトルからメジャーなものまで、多様なゲームが集まる巨大なプラットフォームとなっていますが、最近ではとある問題が浮かび上がっています。
それはMy Nintendo Storeおよびニンテンドーeショップに「返金機能が搭載されていない」ということです。
現在の利用規約では、一度購入したスイッチのソフトや追加コンテンツは一切返金等の対応が不可能です。予約タイトルのみキャンセルが可能ですが、すでに発売しているものを購入した場合にはどうすることもできません。
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また最近のニンテンドーストアには、製品ページに掲載されているイメージと実際のゲームプレイが大きく乖離しているようなゲームが潜んでいるのです。そういったタイトルを購入してしまった場合でも、打つ手がないのが現状です。
本記事では「低品質」ゲームが紛れてしまうストアの内情、他配信プラットフォームとの比較、低品質なものを避けるには、などさまざまな視点でスイッチのストア、返金機能問題に触れています。
3位─過去記事を振り返り!冷めやらぬ『AC6』発表の興奮
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The Game Award 2022のワールドプレミアにて公開され、世界を激震させたシリーズ最新作『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』の発表。同イベントで「Game of the Year」を受賞した『ELDEN RING』と同じくフロム・ソフトウェアから発売されていたロボゲーで、プレイしたことがなくてもそのタイトルを耳にしたことのある人は多いハズ。
2012年発売の前作から10年という長い月日……。待ち焦がれ続けてきたコミュニティは大熱狂の渦に包まれました。そんな本記事では『AC6』の発表にあわせ、これまで取り扱ってきた関連情報の中でも特に人気の記事をピックアップしてお届けしています。
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『AC6』のストーリーやコンセプトに着目した記事や、本シリーズを触れたことがない人、これから触れてみたい人に向けた「オススメの『AC』タイトル」特集など、ロマンと希望に溢れる記事が目白押しです。
2位「マクロス」シリーズ最新作のSTGが発表!2023年登場
ブシロードは、同社の展開するブシロードゲームズにて、アニメ「超時空要塞マクロス」シリーズを原作としたSTG、『MACROSS Shooting Insight』をPS4/スイッチ/PC(Steam)向けに発表しました。
ブシロードゲームズはブシロードの新たなるゲームレーベルで、モバイルゲームレーベルの「ブシモ」を統合するかたちで創設されました。
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本作の開発は『小林さんちのメイドラゴン 炸裂!!ちょろゴン☆ブレス』などを手掛けたカミナリゲームスが担当しています。ティザー映像でわずかに公開された画面写真では、昔ながらのアーケードSTG形式で、縦STG要素と横STG要素のどちらも兼ね備えたようなタイトルとなる模様です。
1位─ストアの画像にご用心。ニンテンドーストアに潜む「怪しいソフト」たち
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グラフィックやUI、雰囲気など作品を購入する際にの判断材料となるストアページのスクリーンショット。現在のマイニンテンドーストアでは、魅力的なスクリーンショットとともに販売されているものの、実際のプレイ画は大きく乖離したクオリティであるタイトルが複数発見されています。
本記事では実際にストアの「怪しいタイトル」をピックアップし、海外YouTubeチャンネルの「Pixelacos Gameplays」が実際にプレイした動画を引用しながら紹介しています。
プレイ動画とストアページの画像を見比べてみると、その差は一目瞭然…。グラフィックのクオリティは圧倒的に低く、他の動画のタイトル等でも「Don't Buy This Game」と強く注意喚起をしています。
記事内にもあるように、少しでも「怪しいな」と感じた場合には、購入前に動画サイトなどでタイトルを検索してチェックする必要がありそうです。
今週は4位と1位にて、ニンテンドーストアの「低品質ソフト」に関連する話題が注目を集めていました。
もし「低品質」なソフトを購入してしまった場合、泣き寝入りするしかない現状は健全と言えません。しかし一方で、返金機能を実装したことで、遊んで期限内の返金を繰り返す、といったシステムの濫用をする人が出てきてしまうのではという懸念もあります。
とはいえ、ユーザーが安心してソフトを購入して満足できる環境のために、ユーザーの自衛以上にプラットフォーム側での保護、適切な対処は必要であると感じられます。