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リリース3周年を迎え、先日には東京ビッグサイトにてリアルイベントも開催したスマホゲーム『アークナイツ』。アニメ「アークナイツ【黎明前奏/PRELUDE TO DAWN】」も放送され、プレイしたことが無くても名前を知っているという方は多いのではないでしょうか。
本作はシリアスなストーリーが特徴のひとつ。根幹となる設定に感染症「鉱石病」というのが存在し、それにまつわる感染者/非感染者の差別問題を取り上げているのも大きいでしょう。メインストーリーおよびアニメ版ではそれらがエピソード内で取り上げられ、非常に重厚な内容となっていました。
しかし、スマホゲームでは本筋とは異なるトーンの浮かれたイベントがあるのも常。本作も同様で、イベントは(数少ないものの)シリアス一辺倒ではありません。そして『アークナイツ』は2023年1月13日より、水着イベントとなる「理想都市 -エンドレスカーニバル-」を開催中。「コーデ」にてシリアスな空気から一変、水着姿となるキャラクターたちは必見です。
しかし、本作で「コーデ」はただ可愛らしい&かっこいいだけではなく、先の展開や過去の設定が開示される“考察”の材料でもあります。メインストーリーの先を想像させるものから、個人個人が持つバックボーンの結末まで様々。本記事では「コーデ」にて一変するキャラクターを独断と偏見で紹介していきます。水着姿のみならず、それでもやっぱり鬱展開が予想できる衣装の数々をご覧ください。
※本記事には一部ネタバレを含みます。閲覧に際してはご注意ください。
◆本編とはうって変わってひたすら明るい水着コーデ
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シャイニング専用コーデ<安息の午夜DN02>
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こちらはリリース初期である2020年に実装されたコーデ。普段は深くフードを被り、設定的にも謎に包まれている「シャイニング」が、別ベクトルでそのフードを脱いでユーザーを驚愕させました。ファンの一部で囁かれている「『アークナイツ』は硬派なゲームである」といった認識を揺らがせた逸品になります。
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ウタゲ専用コーデ<夏の花弁FA661>
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2021年には「ウタゲ」コーデが配布されました。普段はゆったりした印象の服装でそのポテンシャルを隠していた彼女。その秘められた力に衝撃が走りました。配布ということもあって、その時期プレイしていた人はほぼ確実に入手可能なものの、現在は入手できない代物です。
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マドロック専用コーデ<安息の午夜DN06>
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2022年には「マドロック」のコーデ「安息の午夜」も登場し、話題となりました。その理由はキャラ「マドロック」自体の登場方法にもあるでしょう。
彼女が初めて登場したのは2020年のイベントシナリオ「騎兵と狩人」、本格的に現れたのは「ウォルモンドの薄暮」においてです。しかし『アークナイツ』はシナリオボイスのない作品。味方として実装され、その武装を脱ぐまでは、男性キャラクターと思われていた経緯があるのです。
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その衝撃か性能か、一躍人気キャラになりはしたものの戦闘時のSDキャラは無骨な武装のまま。可愛いキャラを使って戦いたいという願望を持つユーザーにとっては朗報となりました。
ススーロ専用コーデ<夏の花弁FA026>
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また、同じく2022年に実装された「ススーロ」のコーデ。筆者は池袋にてこの衣装が大きく映った街頭広告を見て「よし、硬派じゃないな……!」と感慨にふけりました。
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スルト専用コーデ<極彩の楽園CW03>
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こちらは2023年に実装されたコーデ。「スルト」は本作における、いわゆる強キャラのひとり(工夫次第でソロでもクリアできるため、必須ではありませんが)で、純粋に使用率が高いキャラクター。そんな彼女に水着コーデが来るとあって、購入予定の方も多いのではないでしょうか。
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◆コーデに散りばめられた、やっぱり重苦しい過去と未来……
しかし本作はシリアスな展開がウリ。なんだかんだと言っても鬱展開がついてまいります。それはコーデからも読解可能……むしろ「闘争の血脈」コーデシリーズなどにおいては、本編より先の“陰鬱な未来”が描かれていることもあるのではと推測されています。
そこで、続いてはコーデから垣間見える展開を一部紹介していきます。
ビーグル専用コーデ<恐れ知らず>
紹介文に書かれる「ボリバル大進軍でしんがりを務めた際の装備」の一文……現在、メインストーリーでは「ボリバル大進軍」というエピソードは登場していませんし、当の「ビーグル」も成長した姿となっています。そのためファンの間では「近い未来(または過去)で起こりえる」展開を描いたシリーズが「闘争の血脈」と推測されています。
「わたし…あなただろうなと思ってました。ごめんなさい。ここは通せません。」との言葉がプレイヤーに嫌な予感を感じさせます。
アンジェリーナ専用コーデ<要因たる訪問者>
アンジェリーナはドクター(プレイヤー)に恋心を抱いている少女。普通の感染者でしたが、その適正から戦闘要員になりました。ドクターに対して淡いポエムなどを読んだりする姿が印象的です。そんな彼女ですが、いずれ「第二最終防衛戦線」とやらに配属される様子……。
ヘラグ専用コーデ<岐路幻影>
未来のみならず、過去の姿が描写されるのも「闘争の血脈」の特徴。かつてウルサス帝国の将軍であった「へラグ」などは、その当時の姿が描かれています。あわせて添えられた「私は歴戦の先鋒を率いるのが好きだ。彼の方は、盾兵の方を好むだろうがな。」との一文が印象的。メインストーリーを読んだ方なら「彼の方」が誰を指しているかうっすらとわかるのではないでしょうか。
これら以外にも様々な要素から暗い展開が予想される本作。決して明るい作品とは言えないものの、水着イベントは毎回わりと明るいテンションで送られます。
ソロプレイのタワーディフェンスとあって、しばらくプレイを中断していてもすぐにコツを掴んで復帰できることも『アークナイツ』の魅力です。シリアスな展開や、ただただ純粋に水着姿にぐっと来た方は、3周年を機に遊んでみてはいかがでしょうか。