ライアットゲームズは、先週発生したサイバー攻撃によってゲームのソースコードおよびアンチチートプログラムが流出したことを報告しました。
ツイートによると『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』『チームファイト タクティクス(TFT)』、および「レガシーアンチチートプラットフォーム」と呼ばれるもののソースコードが盗まれたとのこと。『VALORANT』など、他作品への影響は報告されていません。攻撃者は身代金を要求しましたが、ライアットは拒否しました。
盗まれた『LoL』『TFT』のソースコードの中には、テスト機能も含まれていました。この機能はいずれゲームに実装されるかもしれないとしながらも、あくまでプロトタイプで実装の保証があるわけではないと念押ししています。
先週報告された通り、プレイヤーのデータや個人情報は一切被害を被っていないといいます。しかし新たなチーターの出現が高まっているため、アンチチートへの影響を調査し、必要に応じて修正できるように取り組んでいます。
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ライアットゲームズは攻撃者のテクニック、ライアットのセキュリティ制御で失敗した部分、再発防止措置について記した報告書を発表する予定です。セキュリティチームと外部コンサルタントが協力して攻撃の詳細とシステムの監査を行うほか、法執行機関にも通知し、攻撃とそれを行ったグループを調査しているとのことです。
『LoL』への影響に関しては、先週報告された通り1月26日に公開されるパッチではホットフィックスに終始するようです。そのため、アーリASUの実装は次回のパッチに持ち越されます。