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コーエーテクモゲームスは、同社の『DEAD OR ALIVE』シリーズに登場するキャラクターの姿態等を無断複製または無断翻案した抱き枕カバーを販売目的で所持していた神奈川県の男性(44歳)を、神奈川県警が著作権法違反の疑いで2023年1月24日、横浜地検に書類送検したことを公式サイト上で報告しました。
報告によると、被疑者は『DEAD OR ALIVE 6』などの作品に登場する「マリー・ローズ」など5キャラクターについて、無断で複製または被服削除等の翻案がされた抱き枕カバー計22点をインターネット販売を通じて仕入れ、販売目的で所持していたとのこと。さらに、他社が著作権を有するキャラクターのグッズも同目的のため複数所持していたとしています。
コーエーテクモゲームスは自社の著作物を無断で複製・翻案して販売する行為について「当社著作物の品位、名声及びイメージを著しく毀損し非常に悪質な行為である」と判断しています。神奈川県警に告訴状を提出し、被疑者の送検に至ったということです。
報告の最後には「当社グループは、今後も著作権の侵害行為に対して厳格に対応すると同時に、多くのユーザーの皆様にご満足いただけるゲームを開発及び提供できるように努力してまいります」とコメントしました。2021年1月には、キャラクターの被服を削除するなどの改変を加えた内容のDVDを販売していたとして、被疑者1名が書類送検されています。また、2022年6月には『真・三國無双』『信長の野望』の楽曲や画像を無断使用したアプリ運営会社を提訴しています。
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