※UPDATE(2023/2/2 10:45):本件についてはその後吉田Pからのコメントが行われ、UNNAMEDメンバーへの処分も明らかにされています。
MMORPG『ファイナルファンタジー XIV』に追加された高難度コンテンツ「絶オメガ検証戦」。このコンテンツの初攻略者をめぐり、禁じられた「外部ツール使用」が行われていたのではないかとする疑惑について、渦中のチームのメンバーはTwitterを通じ謝罪文を公開しました。
日本のチーム「UNNAMED_」は1月24日19時に実装された高難度コンテンツ「絶オメガ検証戦」を実装から153時間でクリアし、世界初クリアを目指す「レイドレース」のトップに輝きました。しかし、その後、内部関係者とみられる視点で撮影された映像の暴露により、同作で禁じられている外部ツールの使用および視点を有利にする「ズームハック」の利用が濃厚であるとして不正クリアの疑いが持たれていました。
今回「UNNAMED_」メンバーにより公開されたツイートは、「外部ツールの使用は事実」と疑惑を認め、「絶コンテンツ、およびFFXIV全体の評判にかかわる問題を起こしてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪を行うものです。
一方で、外部ツールの使用を決定した経緯として、海外を含む他チームとの以前からの交流情報を元に「レイドレース上位を目指すチームはツールを使っての攻略を行う」と予想される状況があったことや、その際に外部ツール未使用者に対し外部ツールの導入を行わせたことなど、同作を取り巻く問題の一部も垣間見せる形となりました。
なお、不正の発覚に至った映像については、後に見返す目的で個人的に非公開配信していたものが不審なアカウントのアクセスにより流出したものであったとしています。