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FANZA GAMESは1月27日、名作アドベンチャーゲーム『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』Windows版を、最新OSに対応させて配信することを明かしました。
本作はアダルトゲームブランド・エルフより、1996年にPC-98向けで発売されたSFアドベンチャーゲームです。物語は両親を亡くした主人公・有馬たくやの元に、謎の装置と父親が生きていることをほのめかす手紙が届くところから始まります。菅野ひろゆき氏が手掛けたシナリオや、ゲーム内の設定とシナリオ分岐というシステムがリンクしていることなどが評価を集め、名作として支持を集める作品です。
『同級生』シリーズなど、解散したエルフのほとんどの作品の権利はDMM GAMES(FANZA GAMES)が保有していますが、『YU-NO』の権利は解散前にMAGES.に譲渡されていました。そのため、PC(Steam)/PS4/PS Vita/ニンテンドースイッチ向けに発売されているリメイク版は、アダルト要素がカットされていました。
今回復刻されるのは、2000年にWindows向けに発売された『エルフ大人の缶詰』に収録されているバージョンです。一部現在の倫理規程に合わせた調整が行われているものの、ほとんどは当時の内容のままプレイできるといいます。上述の権利的な理由から現在の環境でアダルト版をプレイするのが難しかったため、約22年越しの復刻となります。
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この復刻は、リメイク版のプロデューサーである浅田誠氏が「原点を遊ぶ方法がないのはもったいない」と思いを馳せていたところ、FANZAに在籍している同氏の古くからの知り合いに相談したことから実現したものだそうです。
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Windows 10/11対応版『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』は、PC(FANZA GAMES ※18禁)向けに3月31日発売予定。価格は6,380円となります。