CD PROJEKT REDは、新世代機向け『ウィッチャー3 ワイルドハント』で発生している不具合の内容と、今後の取り組みについてコミュニティで発表しています。
今回発表された内容は、パッチ4.01以降開発チームが取り組んでいるもので、現在次のパッチを準備しているとのことです。開発チームが認識している問題はCPUコア使用率やDirectX 12バージョンのパフォーマンス、レイトレース、ゲームクラッシュなど幅広いものとなっています。詳細は以下のとおりです。
CPUコアの使用率
CPUコア使用率処理の向上に取り組んでいます。
DirectX 12 バージョンのパフォーマンス
DirectX 12バージョンの全体的なパフォーマンスと安定性を向上させるために継続的に作業を行っており、今後のパッチで改善する予定です。
新世代機でのパフォーマンス
新世代機のパフォーマンスモードでプレイしている際、フレームレートが低下していることについてプレイヤーの皆様からの報告を受けています。これは特にノヴィグラドやボークレールのような、より高いパフォーマンスが求められるエリアで顕著に見られます。
レイトレース・グローバルイルミネーションの改善
グローバルイルミネーションのライティング漏れ低減に取り組んでいます。
レイトレースされた影の改善
ゲラルトの位置と角度によって、植物の影の表示に不具合が発生する問題について調査しています。
PCでのホライゾンベースドアンビエントオクルージョンの修復
ゲームクラッシュ
収集されるゲームプレイデータやテクニカルサポートを介して得られたゲームクラッシュについて、引き続き調査しています。
パッチ後も一部のプレイヤーで「戦闘準備」クエストが進行しない不具合
パッチ4.01より前にアヴァラックと対話できない事象が発生した一部のプレイヤーは、パッチ4.01の修正以降も、クエスト進行のための選択肢が現れない場合があることを確認しています。根本的な原因や事象再現のための手順を調査中です。
新世代機向け『ウィッチャー3 ワイルドハント』の次のパッチは準備中ですが、リリース時期などは明らかになっていません。また、開発チームは今回発表した事象以外も調査をしており、技術的な問題が発生した場合はサポートまで連絡するよう呼び掛けています。