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『ウィッチャー3 ワイルドハント』の新世代機版に統合されたとあるModについて、Mod作者が認知しておらず、またそれが開発のCD PROJEKT RED側も意図していないもので、削除予定であることを海外メディアKotakuが報じています。
今回の出来事の発端は、前世代機版では描写が無かった女性器が、新世代機版へのアップグレードによって追加されているのが判明した件です。この件が見つかった当初から、その特徴的な見た目からModの流用ではないかと噂されていましたが、この度Mod作者とCDPRの双方がそれを認識した形になります。
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KotakuによるMod作成者への聞き取りでは、利用されているものが自身の作成したModであり、利用されていることを知らず、許可もしていないことが示されています。Kotakuは更なる詳細を求めましたが、現時点で返信はないようです。なお、CDPRは新世代アップデートに人気の高いModをいくつか統合したと事前に告知していましたが、リスト内に問題のModの名前はありませんでした。
Kotakuに寄せられたCDPRによる声明では、本作にコミュニティから入手したいくつかのModが含まれ、それらの実装が複雑なプロセスにあると断った上で、「問題のテクスチャはリリースバージョンへの存在が意図されていないもの」だと明かし、該当部分は削除される予定を伝えています。