カプコンが手がける、ニンテンドースイッチ/Steam版ハンティングACT『モンスターハンターライズ:サンブレイク』。そのFacebookアカウントにて、実装が大きな話題になった「エスピナス」の開発秘話が公開されました。
◆ディレクターの鈴木氏が語る、「エスピナス」開発秘話!
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エスピナスは、オンラインゲーム『モンスターハンター フロンティア(以下、MHF)』シリーズで登場したモンスター。『サンブレイク』実装時には、『MHF』の完全オリジナルモンスターがメインシリーズに初参戦したとして、多くの注目を集めました。
今回の開発秘話ではエスピナスの登場経緯や気を配った点などを、ディレクターの鈴木氏が解説。
鈴木氏は登場モンスターの構想を練り始めた初期の段階から、「MHFからもモンスターを1体登場させよう」という考えがあったとのこと。その理由の一つに、同サービスが2019年12月に終了したことを挙げ、「何かしらひとつ、フロンティアユーザーの皆さんにも届けられるものはあるだろうか?」という想いを形にしたのが、エスピナス実装でした。
その後も、『サンブレイク』の世界観やゲーム性にあわせる形で、エスピナスの開発は進行。“原作リスペクトを残しつつ、現作品の遊びやニーズに合わせて調整をかける”部分は、開発スタッフも意識して制作してくれたと振り返ります。
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そんなエスピナスを発表した時の反響は、社外はもちろん、社内からもとても大きかった様子。鈴木氏も、「とても嬉しかったのを覚えています」と語ります。こうなると、『MHF』の更なる追加モンスターに期待したいところですが、鈴木氏は“サンブレイクはあくまで、「ライズの続編」として制作されたもの”とキッパリ。
「作品としての親和性なども含め、私は企画の初期段階で明確に「この作品に、フロンティアから登場させるモンスターはエスピナスのみとする。この1体に自身のユーザーとしての思いも込める」という意思を固めていましたので、その意思についてはぜひ、原作を楽しく遊ばれたユーザーの皆さんに少しでも、ご理解を頂ければと思います」と語っています。
インタビューの全文は、公式Facebookアカウントのページからご確認ください。