ゲームクリエイターの小島秀夫監督は、自身のTwitterアカウントにて『METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER』の裏話を披露しました。
きっかけとなったのは配信者グループ2BRO.の弟者さんによる同作のゲーム実況配信です。リアルタイムでコメントを投稿していた小島監督は、ライブ配信の終了後に「懐かしかった」と記憶が刺激されたようで、タイトル画面は「ウルトラセブン」のOPを意識した演出が元であったことや、CQC(同作に登場する架空の近接格闘技術)のモーションキャプチャーは「マジ当て」であったことが語られています。
続くツイートでは「フードキャプチャー」や「キュアー」「カモフラージュ」といった同作を特徴づける新システムは企画実験段階ではチーム内の「殆どのスタッフが反対した」といった制作中の話も紹介。トム(ゼロ)少佐の名前に関してや、CQCを考え出した経緯などほかにも興味深い内容が投稿されています。
なお小島監督は「少し前までは自分の過去作を見るのが嫌だった」とのことですが、手掛けた他作品も含めて見るようになったのは弟者さんによる『METAL GEAR SOLID』実況配信がきっかけであったことも明かされています。
また同作を含むシリーズの一部は販売が停止中ですが、2022年7月には再開のために準備を進めていることが発表されていました。