ゾンビ蔓延る終末世界を舞台にした新作オープンワールドサバイバル『The Front』発表！要素盛り沢山なビッグプロジェクト【今週のインディー3選】

Game*Spark編集部がオススメする2月第4週の特選インディー3選をお届け！

今週は、ポストアポカリプス世界を舞台にした新作オープンワールドサバイバル『The Front』、廃宇宙船を探索するドット絵サバイバルホラーRPG『Hibernaculum』、女子高生エージェントが活躍する見下ろし型シューティング『Physical Layer』の3本です。

The Front

ポストアポカリプス世界を舞台にしたサバイバル・オープンワールド・クラフティング（SOC）とジャンル付ける新作シューター『The Front』が発表されました。本作を手掛けるのは、シューティングゲームやサバイバルゲームの開発経験を持つ若いクリエイターが集まった新設デベロッパーSamar Studio。

本作の世界には、ゾンビのようなミュータントや人間の敵対する派閥が存在しており、戦乱の地で帝国軍や反乱軍と人類の運命を左右する壮大な戦いに挑みます。プレイヤーは広大な世界を探索し、装備や武器をクラフトしたり、基地を建設したり、乗り物を操縦することができます。

リアルで没入感のあるオープンワールドも本作のテーマになっており、昼夜のサイクル、ダイナミックに変化する天候、循環する生態系、空腹と喉の渇きなどの要素が実装されているようです。マップは密林や砂漠、雪国などが36平方キロメートルにわたって広がっており、戦車や水陸両用車、ヘリコプターをカスタマイズしてあらゆる場所に移動できます。

配信日は未発表ですが、コアとなるゲームプレイとコンテンツのほとんどは完成しているとのこと。今年中にクローズドベータテストを開催予定としており、その後は12か月の早期アクセスを開始。プレイヤーのフィードバックによってより良いゲームに仕上げていくとしています。なお、ストアページの表記によると協力プレイとシングルプレイ、Steamワークショップなどに対応し、日本語も用意されているようです。

Hibernaculum

『Primordia』『Strangeland』など世界観に定評のある作品を手掛けてきたデベロッパーWormwood Studiosは、レトロな雰囲気のサバイバルホラーRPG/ダンジョンクローラー『Hibernaculum』のKickstarterキャンペーンを開始しました。

本作では、往年の名作が持つ魅力的な迷宮体験を再現するとともに、サバイバルやミステリー、不気味な陰謀といった現代的でユニークかつ探索可能な世界を構築。プレイヤーは冷凍睡眠から目覚めた人々が作り上げた集落で自給自足の農業やサルベージ、取引を行い、野蛮なカルトや残忍な派閥、ミュータントの追放者が彷徨う何世紀も前の廃宇宙船を探索し、旅の目的が忘れ去られた船の秘密を解き明かしていきます。

ゲームは『アイ・オブ・ザ・ビホルダー』や『Lands of Lore』のようなダンジョンクローラーのように構築されており、『Baldur's Gate』や『Fallout』のようなRPG要素も取り入れているようです。

Physical Layer

日本のインディーゲームパブリッシャーPhoenixxは、RaStar Studioの手がける新作見下ろし型シューティング『Physical Layer』を2023年3月16日にリリースすることを発表しました。

本作は、女子高生扮するエージェントがド派手なガンアクションをする見下ろし型シューティング。プレイヤーは大規模EMP兵器の発射を阻止するために敵の基地に単独潜入を行い、全240面のステージを攻略しながら兵器の停止コードを見つけ出していきます。

主人公は敵の弾を跳ね返す「反転スキル」、障害物を投げて攻撃や防御に使える「オブジェクト投げ」、敵の攻撃を避けて移動できる「スライドダッシュ」の3つの能力を使用可能。また、さまざまな武器入手やコスチューム変更などの要素もあるほか、やりごたえのある複数のモードも用意されています。