『オーバーウォッチ 2』のバグを検証する動画などを投稿しているMarblr氏が、新たにキャスディのアルティメット「デッド・アイ」に関する動画を投稿しました。
キャスディのアルティメット「デッド・アイ」は、画面内の敵を一定時間掛けてロックオンする必中スキルです。ただし、急いで障害物に隠れたり、味方のタンクが盾を展開することで防ぐことは可能です。
しかしながら、明らかに当たるべき相手に対しても何故か外れてしまうこともあり、同氏はなぜそのような現象が起きてしまうのかを2週間掛けて解明しました。
検証によると、『オーバーウォッチ 2』のキャラクターモデルに設定されている「ハードポイント」と呼ばれる点や、デッド・アイが敵をロックオンする際に参照する「LOSポイント」に関してバグが生じていることが解説されています。
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具体的には、上半身は障害物で隠れているものの下半身は見えているヒーローに対して、膝あたりにあるLOSポイントが見えているためロック・オンができてしまいます。しかし、弾丸は胸のハードポイントに向けて射出されるため、障害物に阻まれるといった現象が起きてしまいます
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また、明らかに命中するはずのマーシーに当たらないといった現象については、キャラクターモデルの姿勢が急激に変化した場合に発生すると判明。マーシーのガーディアンエンジェルに限らず、味方のラインハルトのアルティメットで敵が転倒する場合など、他にも幾つかのケースが存在するようです。
こちらの姿勢が急激に変わる相手に当たらないバグに関しては、プレイヤーとサーバーとのPingが高いと、より酷くなることまで解明されています。デッド・アイは発動時にリロード効果があるため、同氏は「ラグいプレイヤーは普通にデッド・アイを使うのではなく、リロードのために使おう。」と締めくくりました。