スコットランドのデベロッパーBuild A Rocket Boyは、新作『MINDSEYE』のティーザー映像を初公開しました。
本ゲームは、企業や政府の陰謀渦巻くストーリー主導で、未来の車や武器、不穏な新技術が登場するAAA級と開発元が紹介するアクションアドベンチャー作品です。
『GTAIII』から『V』までの元プロデューサー設立の開発元新作
本作の開発元Build A Rocket Boyは、元ロックスターノース社長のLeslie Benzies氏が設立した、スコットランドを拠点とし世界各国に約300人の開発者を擁するとされる2016年設立のスタジオ。
同氏はロックスター在籍時に『グランド・セフト・オートIII』から『V』に至るまでの派生作品を含みシリーズナンバリング本編のプロデューサーに加え、『レッド・デッド・リデンプション』初作のリードデザイナー・エグゼクティブプロデューサー、『マックス・ペイン3』のエグゼクティブプロデューサー等を歴任しています。
『EVERYWHERE』というプラットフォームの中の1作品
この度、ストーリーと一部ゲーム性が垣間見える映像と共に披露された『MINDSEYE』は、開発元が「Gamescom 2022」のオープニングでティーザー映像を初公開した『EVERYWHERE』という作品の中の1作という特殊な立ち位置でリリースが予定されている作品でもあります。
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『EVERYWHERE』に関しては詳細が未だ不明ながら、「現実とデジタル世界の境目を曖昧にする、新たなマルチワールドゲーム体験」「無限の可能性を秘めた世界を提供する新しいプラットフォーム」と開発元により定義されると共に、プレイヤーも創作が可能、ゲーム以上のゲーム、オープンワールドといったキーワードを用いて開発者により紹介されているほか、ティーザーでもジャンルの異なる複数のゲームが存在することが表現されていることから、『Roblox』の様にゲームが作れるゲーム、あるいは創作ゲームがシェアできるプラットフォームといったものであることが推測されます。
『EVERYWHERE』体験参加者募集中
また、今回の『MINDSEYE』の映像公開と共に、『EVERYWHERE』の体験参加者の募集も告知されました。応募はこちらの公式サイトよりメールアドレスを登録することで最新情報などの案内が以後行われるようです。
『EVERYWHERE』は、PCを対象とし2023年内に配信予定とされています。