商人ライフシムRPG『Final Profit: A Shop RPG』―まず影響を受けたのは初代『デジモンワールド』のミニゲーム【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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商人ライフシムRPG『Final Profit: A Shop RPG』―まず影響を受けたのは初代『デジモンワールド』のミニゲーム【開発者インタビュー】

レベル、装備、スキルといったRPG要素はあるものの、戦闘はありません。

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商人ライフシムRPG『Final Profit: A Shop RPG』―まず影響を受けたのは初代『デジモンワールド』のミニゲーム【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Brent Arnold氏開発、PC向けに3月7日にリリースされた商人ライフシミュレーションRPG『Final Profit: A Shop RPG』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、資本主義への批判をテーマとした商人ライフシミュレーションRPG。プレイヤーはQueen Mabとなり、お店を経営し、投資を行い、世界を探検しながら、悪のビジネス局を倒すために必要なお金を稼いでいきます。記事執筆時点では日本語未対応。

『Final Profit: A Shop RPG』は、1,520円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Brent Arnold氏(以下Brent)オーストラリア出身のインディーデベロッパーで、本作を1人で開発したBrent Arnoldです。以前は、『Necrobarista』というビジュアルノベルの撮影監督を務めていました。一番長い時間楽しめている、という意味で、一番好きなゲームはおそらく『マインクラフト』ですね。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Brent本作の開発を始めた理由は、これが自分で遊びたいゲームだったからです。バトルはなく、お店のゲームプレイとストーリーに重点を置く、というようなゲームです。また、開発開始時期はちょうどパンデミックが始まりメルボルンがロックダウンされていた時期でもありましたので、ゲーム開発をすることでクリエイティブな表現をすることができました。最初は趣味だったのですが、友達に見せたところ「お、これいいじゃん!」と言われたのがきっかけで、本格的に本作の開発に取り組むようになったのです。

――本作の特徴を教えてください。

Brent本作には面白い要素がたくさんあります。商品を売って経験値を稼ぎ、利益を上げる、というテンポの良いお店でのゲームプレイ。レベル、装備、スキルといった伝統的なRPGの要素を維持しながらも、戦闘がないこと。たくさんの秘密が隠された、コンテンツ満載の世界。ストーリーを進めながらもゲーム体験を新鮮にする、膨大な量のアップグレードやシステムのアンロック。そして重要なのは、クエストログがないことです。本作は注意を払いながら探索しなければ、最大限に楽しむことができないゲームなのです。見つけた秘密を友人と共有するのも楽しいですよ!

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Brent居心地の良い体験や面白い世界を探索したいような人は楽しめると思いますし、コンプリート志向の人もやりがいを見いだせるでしょう。本作は様々なジャンルの要素を取り入れているので、様々なタイプのプレイヤーが満足できる内容になっていると思います。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Brentはい、多くのタイトルからインスピレーションを受けました。まず影響を受けたのは、初代『デジモンワールド』のミニゲームで、ちょっとだけお店を経営するというものです。『Fable II』の物件購入も大きなインスピレーションになりました。他にも『Stardew Valley』『ファイナルファンタジー』『Undertale』『ゼルダの伝説』『バンジョーとカズーイの大冒険』など、様々なタイトルがあります。変わったミックスに感じられるかもしれませんが、本作ではそれらが見事に調和していますよ。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?

Brent日本語には対応させたいのですが、今は今後のコンテンツパッチに集中しているため、ローカライズについてはまだ検討していません。有志による翻訳は歓迎です。私の連絡先はSteamページにありますよ。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Brent新型コロナは開発に影響を及ぼし、それは現在も続いています。この原稿を書いている今、私の同居人が新型コロナにかかっており、私はマスクや隔離、空気清浄機などの予防策をとっているところです。パンデミックは私がソロの開発者になることを決めた要因でもあります。しかし、本作のプロモーションのため、ゲームイベントやゲームカンファレンスに直接参加できなかったのは残念ですね。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Brentはい、配信も収益化も問題ありません。音楽はほとんど自分で作っていますし、動画などを作りたい人の障害となるようにはしたくありませんでした。また、私は本作をプレイしている人を見るのが好きなので、顔を出して挨拶することもあるかもしれません。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Brent本インタビューを読んでいただき、ありがとうございます!少しでも本作に興味を持っていただけたなら幸いです。ぜひSteamでチェックしてみてください!そして、読者の皆さんへのアドバイスです。馬にはしつこくかまってあげてくださいね。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に700を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。




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