NVIDIAは、CD PROJEKT REDが手掛けるオープンワールドRPG『サイバーパンク2077』に登場予定である「Ray Tracing: Overdrive Mode」のプレビュー映像を公開しました。
現地時間4月11日に配信予定のアップデートで追加される「Ray Tracing: Overdrive Mode」には、パストレーシングと呼ばれる技術が搭載。これまでの技術では一部の光源における影や反射などを別々に処理していましたが、パストレーシングでは事実上無制限の光源の特性をモデル化した上で全てのオブジェクトに影や反射、グローバルイルミネーションを正確に提供できるとしています。
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映像では、「Ray Tracing: Overdrive Mode」をオンにした際の各ロケーションにおける変化を確認可能。また、1月末のアップデートで対応済みの「NVIDIA DLSS 3」を用いることでFPSが劇的に向上することが示されています。なお、撮影時の環境は以下の通りです。
Resolution: 4K
GPU: GeForce RTX 4090
CPU: Intel i9 12900K
RAM: 32 GB
Graphics Settings: Overdrive Preset, Reflex, & DLSS 3 On
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「Ray Tracing: Overdrive Mode」を追加するアップデートは、現地時間4月11日にPC版『サイバーパンク2077』向けに配信予定。なお、本モードでは「GeForce RTX 40 シリーズ GPU」と「NVIDIA DLSS 3」の使用が推奨されています。