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Blizzard Entertainmentが送るチーム対戦FPS『オーバーウォッチ 2』。4月12日からスタートするシーズン4では、新たなサポートヒーロー「ライフウィーバー」が登場します。Game*Spark編集部ではメディア向けに公開されたテストサーバーにて先行体験する機会をいただいたので、本稿ではそのプレイインプレッションなどをお届けします。
上昇する足場の設置がユニークなサポートヒーロー
新ヒーロー「ライフウィーバー」は、背中にある花弁のようなユニットが特徴的なサポートヒーローです。事前に公開されていたトレイラーでも分かる通り、上昇する足場を設置したり、味方を自身の所まで引き寄せるアビリティを持っており、使い方に一捻りの工夫が必要なヒーローとなっています。詳細に関しては公式ページで公開されているディープダイブも必見です。
メイン攻撃はヒールと射撃を切り替え
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ライフウィーバーは、チャージショットのヒール「ヒーリング・ブロッサム」と、サブマシンガン的な射撃「ソーン・ボレー」を切り替えて戦います。ちょうどマーシーの武器を数字キーの1と2で切り替えるのをイメージしていただくと分かりやすいでしょうか?
メインヒール手段となるヒーリング・ブロッサムは、チャージして発射することで回復量が増えます。チャージの使用感はやや煩わしいかもしれませんが、ある程度ロックオンして飛んでいくため、エイム面はそれほど難しくありません。
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ソーン・ボレーはマガジンあたり60発も撃て、サポートらしからぬダメージを誇ります。弾は散らばって発射されますが、タンクの盾には遠距離からでもプレッシャーを掛けられそうです。
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また、どちらも切り替えて裏にしまっている間に2秒ほど経過すると自動でリロードされるので、そこはプレイしていてストレスフリーなポイントです。
味方の移動を助けるアビリティが特徴的
「ペタル・プラットフォーム」は、敵味方問わず、誰かが上に乗ると上昇する足場を設置するアビリティです。ジャンプパッドのようなものではなく、エレベーターと形容するのが適切かもしれません。
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一度作動すると足場が降りてくることはなく、しばらく上で滞空します。ただしHP(400)が設定されているので銃撃で破壊できますし、インタラクトキーで任意に壊すことも可能です。
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また、足場に乗って最大まで上昇するタイミングでジャンプすると、慣性で少し大きくジャンプできます。
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アビリティのクールダウンは12秒で、発動した時点からクールダウンに入りますが、起動前の足場の持続時間はおそらく無限です。あくまで起動後の滞空時間が10秒となっており、感覚的には常に足場を出しておけるようなものとなっています。ただし、2つ同時には設置できず、2個目を設置すると古い方が消滅します。
また、ペタル・プラットフォームボール状で投擲され、地面に落下して足場として展開されるまでは壁で跳ね返ります。さらにかなり遠くまで投げられるので、予想外な場所まで放り込めそうです。
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「若返りの風」は、シンプルなダッシュアビリティです。少々の自己回復付きでクールダウンも5秒と使い勝手は良いですが、無敵などはありません。体感的な距離はハンゾーやキャスディのダッシュと同じくらいで、モイラやキリコと比較すると、このアビリティ一つで窮地を切り抜けられるほどでは無いように感じます。
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「ライフグリップ」は、味方を1人キャッチして自身のところまで引き寄せるアビリティです。ペタル・プラットフォームと合わせて、このヒーローを特徴付けているアビリティと言えるでしょう。引き寄せ中の味方は無敵になるので、神がかり的な救出が狙えます。もちろん使うタイミング次第では、逆に味方の邪魔をしてしまうことも…。
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ペタル・プラットフォームの足場まで引き寄せるといった使い方もできます。
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アルティメット「命の樹」は、設置型の範囲ヒールアビリティです。設置中は一定間隔でヒールの波動を発生させますが、設置した瞬間にも即時ヒールがあるので、急なピンチに役に立たないといったものではありません。
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樹は大きく存在感があります。有り体に言えば視界を遮って邪魔になりますが、HPは1000もあり、敵の弾丸を受け止めてくれる障害物としても機能します。ディープダイブ曰く、コンセプトとしては回復を出す「B.O.B」としての側面もあるとのことで、B.O.BのHPも1000であることを考えると、樹の耐久力のイメージが掴みやすいかもしれません。
パッシブアビリティ「散華の形見」は、死亡時に回復パック的な花をドロップします。味方はもちろん、敵も拾えてしまうので注意が必要です。
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総合すると、ペタル・プラットフォームとライフグリップという他人の位置を移動させるユニークなアビリティを持ちつつも、他のアビリティは直感的なものとなっています。
前のめりに戦うより後衛として大局を見たほうが良いかも?
自身の生存力が高いものではなく、ライフグリップで味方を救出することも考えると、後衛として全体を見通す戦い方が良いように感じました。モイラのように前のめりにダイブしていくのは向いてないかもしれません。パッシブの散華の形見もあるため、敵陣で死ぬのは避けたいですしね。
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また、メイン攻撃のソーン・ボレーも距離によるダメージ減衰が恐らくないことや、ペタル・プラットフォームが遠投できることからも、遠距離から戦うように設計されていることが伺えます。味方を移動させられるのは非常に面白く、想像力が求められるヒーローではないでしょうか?
戦線に新たな支援の形を生み出すかもしれない新ヒーロー「ライフウィーバー」が登場する『オーバーウォッチ2』シーズン4は、4月12日からスタートします。