Xbox Series X|S向けにユーザーコミュニティで利用されていた他機種エミュレーターが突如利用不能となり、主に海外で話題となっています。
現時点でエミュレーターは規約違反の存在
Xbox Series X|Sは販売当初から様々なエミュレーターアプリケーションをインストールできることが知られており、コンソール単体でインストールできることから主に海外で利用が広がっていました。しかし、アプリのマイクロソフトストアへのアップロード等の活動を行っていたgamr13によると、現在通常の消費者向けモードにおいて、エミュレーターアプリの起動がブロックされているといいます。
gamr13が海外ゲームメディアKotakuに語る所では、ストアへのエミュレーターアップロードはこれまでにも何度も削除されており、そのペースも日に日に早くなってきていたそうです。これに対しgamr13はアプリケーションの名前を直接それとわからないような形にしたり、非公開アプリをホワイトリスト形式で配布する形態をとるなどの方法で対応したといいます。
しかし、ダウンロードさえしてしまえば使用できていたエミュレーターがブロックされるようになったのは初めての出来事で、ユーザー間では驚きや嘆きの声が広がっている様です。なお、有料の開発者モードにおいては現在でも同様のアプリが起動できるといいます。
存在そのものが必ずしも違法ではない一方で、公式のもの以外は海賊版ソフトの利用や普及に貢献してきた歴史も持つことからさまざまな意見や議論が見られるエミュレーター。利用規約上はこれまでも常に認められていなかったこともあり、今回の対応も時間の問題だったようにも思えます。
マイクロソフト広報担当者はKotakuに対し「マイクロソフトはストアのコンテンツを確認して実施措置を講じるためのメカニズムを継続的に進化させています。 ストアポリシー10.13.10 に従い、ゲームシステムまたはゲームプラットフォームをエミュレートする製品は、どのデバイスでも許可されていません」と声明しています。
合法エミュレーションを模索するとの情報も
一方でXboxへの問い合わせから「安全かつ合法的なエミュレーションを可能にする方法を引き続き模索する」という回答を得たという情報もあり、海外利用者の間では適法下でのエミュレータ利用認可を求める声が広がっています。