個人開発者のRed Panda氏は発売から15年以上が経つ名作FPS『S.T.A.L.K.E.R. Shadow of Chernobyl』をUE5を用いてリメイクするプロジェクト『S.T.A.L.K.E.R. on Unreal Engine』の、新しいベータ版をリリースしました。
既にゲーム内のマップ全体を再現!
ミュータントや驚異の現象渦巻くチェルノブイリの放射能汚染地域“ZONE”の探索者“ストーカー”を描くFPS『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズの出発点として2007年に発売された『S.T.A.L.K.E.R. Shadow of Chernobyl』。商用利用でなければリソースの利用も許可されているなど二次創作に寛容であることでも知られる本作をUE5で再現することを目標に開発が進むこの移植版。2022年12月に最初のベータが発表されていましたが、この度新しいバージョンのベータがリリースされました。
プロジェクトは元々のアセットを使用しゲーム内のマップ全体を再現している他、現時点でAIシステムやインベントリ、マップ機能、NPCとの会話、そして敵を撃つ機能が実装されています。また、UE5のエディタも付属しているためプレイヤー側でもゲームに対して変更を行うことが可能で、これを利用して開発に寄与できる可能性もあるようです。
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最新環境で描かれるZONEに期待
名作ながらその古さからオリジナル版を現代の環境で遊ぶには厳しい部分が増え、これまでにも数々のModやリメイクでの改善が試みられてきた本作。今回はリアリティに定評があるUE5を利用したものとあってファンの期待もさらに高まりそうです。『S.T.A.L.K.E.R. on Unreal Engine』ベータ版はシリーズファンのModコミュニティサイトAP-PROと、作者Discordサーバーにて配信中です。
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